アメリカン・ニューシネマを代表する一作「バニシング・ポイント」の4Kデジタルリマスター版が、3月3日(金)よりシネマート新宿、ヒューマントラストシネマ有楽町ほかで全国順次公開。日本オリジナルの最新メインビジュアルと予告編が到着した。

スピードにすべてを賭け、デンバー〜サンフランシスコ間を15時間で走破せんとする主人公コワルスキーの物語が、他のニューシネマとは一線を画すような体制も反体制も超越した虚無感を漂わせつつ展開。カー・アクションとロックンロールを交差させ、メビウスの輪のような円環的構造とともに “消失点への疾走” を描き出した、鮮烈なる孤高の雄編だ。
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予告編はセガリーニ&ビショップの楽曲『オーヴァー・ミー』およびコワルスキーと感応するDJスーパー・ソウルの実況にのせ、コワルスキーが運転するダッジ・チャレンジャーと警官隊とのチェイス、印象的な人々やシーンを次々と映し出す。約半世紀ぶりのスクリーンへの帰還は、映画に新たな解釈と評価をもたらすはず。