今年も穴党を喜ばせるか。古豪アフリカンゴールド(セン8、栗東・西園正都厩舎)が連覇を狙って京都記念(4歳上、GII、阪神芝2200m)に参戦する。
昨年のこのレースを制して以降は苦しいレースが続いている。全5戦で大阪杯の7着が最高着順。近3戦はいずれもGIIで9着以下だ。ただ、もともと気性的にアテにできないタイプ。昨年が13頭立て12番人気での激走、しかも2年4カ月ぶりの勝利だったから、簡単に見限るのは危険かもしれない。
セン馬による同一重賞連覇は意外に多く、00年以降で6頭が達成している。しかも、アサカディフィートやエリモハリアーのように人気薄での一発が多いイメージ。偉大な先輩に倣って、強烈な一撃を放っても驚けない。
【00年以降のセン馬による同一重賞連覇】
01&02年関屋記念・マグナーテン
05&06&07年中山グランドジャンプ・カラジ
05&06&07年函館記念・エリモハリアー
07&08年小倉大賞典・アサカディフィート
18&19年カペラS・コパノキッキング
21&22年小倉サマージャンプ・アサクサゲンキ
【京都記念】今年もアフリカンゴールドが波乱呼ぶ! セン馬の同一重賞連覇は意外に多い!?
2023年2月7日