
「UFC Fight Night: Lewis vs. Spivac」(2月4日=日本時間5日、アメリカ・ネバダ州ラスベガス/UFC APEX)で修斗世界フライ級王者の平良達郎(Theパラエストラ沖縄)がヘスス・アギラー(メキシコ)に1Rで一本勝ちを収め、UFCでの戦績を3戦3勝(2S)とした。プロ戦績は13戦13勝(3KO、7S)。
1R、アギラーのいきなりの右カーフキックにバランスを崩した平良。なおも追撃するアギラーにタックルに行った平良だったが、アギラーは左腕でギロチンにとらえグラウンドに。平良は焦らず。アギラーは右腕で平良の左腕を巻き込むも、こちらも平良はゆっくりと抜く。平良は首を抜いて上を取った体勢に。ハーフから右足を抜いてマウントを取る。右腕を取り三角絞めの体勢に入るも、アギラーは左腕を入れ必死の防御。極め切れないとみた平良は腕十字に切り替え右腕を伸ばすとアギラーがタップ。平良が腕ひしぎ三角固めで一本勝ちを収めた。

平良は試合後のケージ内でのインタビューで「ギロチン(チョーク)が得意と聞いていたので、“うわ、さっそく抱えられちゃったな”と硬くなっちゃいました。びっくりしました。僕が上を取って極められない選手はいない。もっと上に行きます」と語った。
また試合後には「ギロチン(チョーク)が得意と聞いていたので警戒していました。最初に体勢を取られて面食らったんですが、冷静に対応できました。試合を重ねるごとに自分とも会話でき、セコンドの声も明確に聞こえていました。ランキング入りには興味がないですが、早くランカーと試合をしたいです。目指しているのはベルトの獲得。年内に3戦3勝し、来年にはタイトル戦を目指したいと思っています」ともコメントした。
「UFC Fight Night: Lewis vs. Spivac」(2月4日=日本時間5日、アメリカ・ネバダ州ラスベガス/UFC APEX) ◆メインイベント ヘビー級マッチ 5分5R ●デリック・ルイス(1R3分5秒、アームトライアングルチョーク)セルゲイ・スピバック◯ ◆セミメインイベント ライトヘビー級マッチ 5分3R ●チョン・ダウン(判定3-0=30-27、30-27、30-27)デビン・クラーク◯ 【メインカード】 ◆ヘビー級マッチ 5分3R ◯マルチン・ティブラ(判定3-0=30-27、29-28、29-28)ブラゴイ・イワノフ● ◆フェザー級マッチ 5分3R △チェ・ドゥホ(判定1-0=29-27、28-28、28-28)カイル・ネルソン△ ◆ウェルター級マッチ 5分R ●木下憂朔(1R4分36秒、TKO)アダム・フューギット◯ 【プレリム】 ◆RTU決勝:ライト級マッチ 5分3R ●ジェカ・サラギ(2R3分44秒、TKO)アンシュル・ジュブリ◯ ◆RTU決勝:フェザー級マッチ 5分3R ◯リー・ジョンヨン(判定2-1=29-28、27-30、29-28)イー・ジャー● ◆RTU決勝:バンタム級マッチ 5分3R ●風間敏臣(1R33秒、TKO)中村倫也◯ ◆RTU決勝:フライ級マッチ 5分R ●チェ・ソングク(3R3分11秒、リアネイキドチョーク)パク・ヒョンソン◯ ◆ミドル級マッチ 5分3R ◯パク・ジョンヨン(1R4分5秒、リアネイキドチョーク)デニス・トゥルーリン● ◆フライ級マッチ 5分3R ◯平良達郎(1R4分20秒、アームバー)ヘスス・アギラー● 【中止】 ◆女子フライ級マッチ 5分3R キム・ジヨン vs マンディ・ブーム ※ブームの体調不良により