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佐藤健“直木”の温もりの行方…井上真央“悠依”の怒りが胸を打つ<100万回 言えばよかった>

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佐藤健“直木”の温もりの行方…井上真央“悠依”の怒りが胸を打つ<100万回 言えばよかった>

井上真央が主演を務める金曜ドラマ「100万回 言えばよかった」(毎週金曜夜10:00-10:54、TBS系) の第4話が2月3日に放送された。“切なくて温かい”ファンタジーラブストーリーと銘打たれた本作。今回は直木(佐藤健)が巻き込まれた事件のミステリーの要素が色濃く出ながらも、やはり根底にある“愛”が胸を打つ展開となった。(以下、ネタバレがあります)

■悠依が直木の存在を口笛で確認する

同ドラマは、運命だと思った相手を突然失った主人公・相馬悠依(井上)と、悠依の恋人で不可解な事件に巻き込まれて幽霊になった男・鳥野直木(佐藤)、なぜか直木が見えてしまうために2人の運命に寄り添わざるをえない刑事・魚住譲(松山)を中心に描く。

数奇な運命に翻弄(ほんろう)されながらも奇跡を起こそうとする3人が織り成す、“切なくて温かい”ファンタジーラブストーリーだ。

第4話では、初めて悠依が幽霊になった直木の存在を感じられた。脳神経内科医の宋夏英(シム・ウンギョン)に直木が幽霊となっていることを打ち明けるが、夏英は否定。しかしその背後には直木と、幽霊の先輩的な存在である樋口昌通(板倉俊之)がいた。

昌通が息を吹きかけペーパーナプキンが舞いあがる様子に驚く夏英と悠依。昌通に促されて直木も息を吹きかけると、ペーパーナプキンは動かなかったが、口笛のような音が出た。里親の元で一緒に暮らしていた時、直木の下手な口笛を聞いたことのある悠依は、それが直木のものであると気付いた。

■探していた直木の“身体”は…

そんななか、直木が勤めていた洋食店のオーナー・池澤英介(荒川良々)から、こども食堂に来ていた子の一人が行方不明だと連絡が入る。行きそうな場所に心当たりがある直木は口笛で悠依に伝え、英介が探しに出た。

英介と共に山の中のキャンプ場にやって来た直木。予想通り、子どもは山小屋にいたが、何かを感じ取ったように直木が一人で霧がけむる森の中を進んで行くと、ブルーシートに包まれたものを発見。風でシートがめくれあがると、現れたのは直木の“身体”だった。

通報を受けて駆け付けた譲に直木が苦笑しながら告げた「やっぱ俺、死んでたわ…」が悲しく響いた。

■直木と“再会”した悠依の怒り

警察の遺体安置所で直木と再会し、その冷たい頬に触れた悠依。

かつて冬の寒い朝に、手袋を忘れた悠依の手をつないで温めてくれた直木。悠依が幸せを感じた回想シーンが、ここにきて悲しみを倍増させた。

もうその温もりに触れることも包まれることもできない。こんな亡くなりかたをしなければならない人ではないと悲しみ、「絶対に許さない!」と叫ぶ悠依に、譲を通じて「大丈夫、俺いるから」と言う直木。だが、悠依の怒りはおさまらない。「何言ってんの。死んじゃったんだよ。会いたくて、ずーっと顔が見たくて。やっと会えた。顔はいつもの直木だった。でも…冷たかった」。

そんな悠依を直木は後ろから抱きしめるが、温もりが悠依に伝わることはなかった。思い合う2人の愛が通じないのは切ない。

今回も「#金ドラ100よか」がTwitterのトレンド上位に入る反響となったが、直木の遺体発見に驚き、悲しむ声であふれた。これまで視聴者が考察を繰り広げるなかで、直木については「生霊」であってほしいとの願いも上がっていた。

今回、遺体として見つかったことでその願いは叶わなかったが、ラストでは悠依が里親の家を訪れ、事件を解く鍵となりそうな写真を見つけた。次回、2月10日(金)放送の第5話では、悠依、直木、譲がその写真に写っていた場所に行く。

◆文=ザテレビジョンドラマ部


 
   

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