
2022年12月、広島市内を走行する車が撮影したドライブレコーダーの映像。右側から強引に割り込んできた白い車に対して被害男性がクラクションを鳴らす。
【映像】“危険運転”&大声あげる恐怖の瞬間
被害を受けた男性は「(車が)突然右から出てきたので“危ない”という意味でクラクションを鳴らした」と説明。
すると、割り込んできた白い車は左車線へ移動するが、道路をふさぐように無理やり前に割り込み減速。被害男性の車に向かって「オラー けんか売るなよ コラー」と運転手は大声をあげた。
運転手は大声をあげて満足したのか、何事もなかったかのように走り去っていった。
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被害男性は「鳴らされたクラクションに腹を立てて、(あおり運転)に及んだのかな。正直怖いというのもあるし、この後どうなるんだろう、もしかしたら降りてくるかもしれない、何をされるかわからないという感じはあった」と明かしている。
車同士がぶつかる恐れもあった“危険な運転”。警察はドライブレコーダーの映像などを捜査し、強引な割り込みなど危険を感じさせるあおり運転をしたとして、広島市の職業不詳・小松広行容疑者を逮捕した。
小松容疑者は調べに対し「よく覚えていない」と話しているという。
被害男性は「一歩間違えれば車は凶器にもなるので、相手に対して思いやりのある運転は心がけてほしい。こういうことが二度と起こらないように」と語った。
また、小松容疑者の車は車検の有効期間が切れた状態だったという。(『ABEMAヒルズ』より)