土曜中京10RのエルフィンS(3歳、リステッド、芝1600m)は素質上位のシングザットソング(牝3、栗東・高野友和厩舎)で勝負だ。
パトロールビデオを見れば一目瞭然だが、前走の白菊賞は“激しい”レースだった。大外枠からゲートを出ると、いきなり外へ。しばらく走ると今度は内ラチ沿いまで一気に切れ込んで、鞍上の西村淳也騎手を慌てさせた。当然のように最後方追走となったが、直線では内からグイグイ伸びて0秒5差の5着。3着とは僅かに0秒2差だから、若さと同時に非凡なポテンシャルも示した。
休み明けの今回は“普通に”走れるかどうかがカギだが、そこは腕利き揃いの高野厩舎だけに、しっかりと修正してくるだろう。実際、最終追いの動きは実にスムーズ。能力全開なら2勝目に手が届いていい。
【エルフィンS】素質光るシングザットソング 真面目に走ればアッサリあるぞ
2023年2月3日