’22年に続き、今年も数多くのご公務に臨まれている佳子さま。1月25日には、名誉総裁を務められている日本テニス協会の創立100周年記念式典に出席された。
「佳子さまはご挨拶で、『テニピン』と呼ばれるゲームについて言及されました。テニピンは、段ボールやスポンジで作られたラケットを手のひらにはめて、スポンジのボールを打ち合うもの。佳子さまが『私もラケットを作ってテニピンを楽しみました』と話しながら自作のラケットを披露されると、会場が湧いていました」(皇室担当記者)
だがこの日もっとも会場が盛り上がったのは、佳子さまが予定外のお声掛けを行ったことだったという。
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「佳子さまは式典終了後に会場から出られる直前に、現役引退を表明していた車いすテニス男子の第一人者である国枝慎吾選手の前に立ち止まり、『長年すごく応援していました、次はどうされるのですか』などとお声をかけていました。
国枝選手も非常に感動したとコメントしていましたが、じつはこうした予定外の“お声掛け”は、美智子さまや雅子さまが長年実践されていたことなのです」(宮内庁関係者)
皇室の方々のご公務は、基本的に“誰とお話しするか”“どう移動するか”などがあらかじめ決まっている。しかし美智子さまや雅子さまは、時折現場で予定外の動きを見せられてきた。そんな“思いがけない交流”が、人々の胸を打ち、感動を広げてきたのだ。