その昔、若者のトレンドの発信地は原宿だった。近年はその役割を新大久保が担っている印象を受ける。実際、大久保通り沿いには、その場で買えるフィンガーフードのお店が多く立ち並び、韓国発のフードは必ずといって良いほど新大久保から日本に上陸している。
2022年12月にオープンした「cafe guum(カフェグウム)」もそんなお店の1つだ。ここはフィナンシェとエッグタルトを販売するカフェで、ちょっと変わったフィナンシェが並んでいる。よく見ると、1つおかしなヤツがあるぞ。これどんな味がするの?
・なぜその食材を入れたんだ……
お店は大久保通り沿いではなく、ドン・キホーテ新宿店のある都道302号線沿いにある。平日昼間にもかかわらず、店内には大勢のお客さん。オープンから1カ月ですでに人気のお店と化していた。
店頭のショーケースには看板商品のフィナンシェがずらりと並んでいる。それぞれの商品名を確認しようと、ガラス面のラフなアルファベットを読んでみる。……けど、なんて書いてあるのかよくわかんないな。
幸い、レジには読みやすいメニュー表があった。商品はフィナンシェ10種類、エッグタルトが1種類、いずれもイートイン・テイクアウトが可能だ。さすがに全部は種類が多いので、5個セット(税込1530円)とエッグタルト(税込450円)を購入することにした。
広告の後にも続きます
こちらの箱にそれらが入っている。1つずつ紹介して行こう。
まずはエッグタルト。フィナンシェが単品300円台であるのに対して、エッグタルトは1.5倍の高価格商品である。見た目はその値にふさわしい出来栄えを感じさせる。
半割にすると、薄い生地の中にはカスタードクリームがギッシリ! 食べると舌がクリームに溺れてしまう。これ1つを食べただけで、人気店になる理由がわかった。やるな、かなりやるな!
続いて、以下は購入したフィナンシェ5種を紹介しよう。まずはプレーン(単品税込300円)。
チョコレート(単品税込320円)。
オレオ(単品税込360円)。