「現場で活躍するクリエーターが直接指導することは最大の強み。たとえば編集の講義があった場合、実際に放送されている番組を例に解説するなど、一般的な映像講座より身近な素材で学べることは大きいのではないでしょうか。講師にとって日々当たり前に行っている撮影を、技術として分かりやすく伝えることは勉強にもなっています」(小林さん)

これまで映像といえばテレビや映画が主流だったが、小林さんいわく「YouTubeや企業のPR動画、TikTokなど “テレビ番組的ではない” 映像表現も増えました。映像という基礎は同じなので、今後はどうすればテレビ以外のメディアに即した映像を作れるかを学んでもらうことも視野に入れています」。SNSのニーズに対応したYouTubeやライブ配信の専門家の講義や、受講生同士のコミュニケーションを図る懇親会、卒業後のコミュニティー作りなども検討しているという。
「今は映像表現の機会がどんどん増えていて、これまでの表現手段に加え “自分の狙った映像が撮影できる” ことは大きな武器になります。基礎から仕事として通用するレベルを目指す当学院で学んでいただくことは力になると思いますのでぜひご参加ください」(小林さん)
「テレビ局をバックボーンとする学校として、テレビが持っている技術をお伝えすることは重要な使命です。現場の音を生かす “オン” の部分とナレーションの部分をうまく組み合わせる構成など、長年テレビが培ってきたノウハウや確かな技術を身につけていただきたい。せっかく皆さんに学んでいただくからには、 “これだけ身についたな” という結果にもこだわりたいので、どうすればよいのか日々考えながらカリキュラムを組んでいます。映像という軸を通して、人とのつながりやコミュニティーとしての役割も果たしていければ」(中村さん)
現在、映像クリエーター講座では4月開講の3期生の募集を行っており、無料個別相談会のほか、2月4日に対面、11日にオンラインで説明会を行う(11~12時)。説明会や受講の申し込みは「MXテレビ映像学院」ホームページまで。

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50代の受講生が制作した外国人にまだ知られていない「屋形船」を紹介する作品
「トリップアドバイザー」などでも東京の観光資源としてあまり取り上げられていない「屋形船」を企画化
課題制作では撮影や映像編集だけでなく、取材者の選定やアポイントまで受講生が行うなどかなり本格的
「MXテレビ映像学院」 【URL】https://s.mxtv.jp/mxeizogakuin/