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マカロニえんぴつ「リンジュー・ラヴ」をドラマに書き下ろし!歌詞に込められた意味とは?

UtaTen

ドラマ「100万回言えばよかった」の主題歌


メンバー全員が音大出身のバンド『マカロニえんぴつ』。

ここ最近はアニメ主題歌やCMソングなどのタイアップが増え、老若男女問わず人気になりつつあるバンドです。

そんな彼らが2023年1月に配信をスタートした楽曲が『リンジュー・ラヴ』。

同曲は人気俳優・松山ケンイチ、佐藤健、井上真央らが出演するTBS系金曜ドラマ「100万回言えばよかった」の主題歌として書き下ろされました。

▲マカロニえんぴつ – 『リンジュー・ラヴ』【OfficialMusicVideo】

制作にあたり、作詞作曲を務めたボーカル・はっとりは「 “もう戻れない恋”ではなく”もう触れられない愛”というイメージが湧きました」とコメント。

つまり、同曲ははっとりがドラマの脚本から受けたインスピレーション“もう触れられない愛”がテーマになっていると思われます。



こちらは曲冒頭の歌詞です。

「離れたくないけど離れざるを得ない」という、主人公の無念や寂しさが伝わってきますね。

ちなみに、ドラマの主人公は最愛の恋人を亡くした女性。

それを踏まえて次の歌詞を見てみましょう。



ドラマの内容、「もう触れられない」という歌詞を元に考えると、楽曲タイトル「リンジュー」は「臨終」を表しているのかもしれませんね。



最愛の恋人を亡くした主人公の心情でしょうか?

ドラマでは亡くなった恋人が幽霊になって登場するため、この歌詞は亡くなってしまった恋人の心情とも考えられそうですね。

どんなに想い合っていても…





ドラマに当てはめて考えると、一人称が「おれ」であることから同曲の主人公は亡くなった恋人・直木であると考えられそうです。

ちなみに、「god bless you」は別れ際に使われることが多い言葉。

主人公が残してきた彼女に「さよなら」と伝えたのでしょうか?

彼女の方は「離れてしまうのはあなたが死んだからだ」なんて、悲しさを恋人のせいにしているのかもしれませんね。

そんなやりとりももうできないことに対する虚無感が、2行目の歌詞から感じられます。



「燃えたって」は「火葬されたって」を意味するのでしょうか?

こちらの歌詞も、同曲の主人公が亡くなった恋人側であることの裏付けになりそうです。



最後のセリフがどちらのものなのか、正確にはわかりません。

ただ、主人公が亡くなった恋人であるとすると、「現実世界で生きる彼女のことをもう待てない」という意味だと考えられそうですね。

主人公は本来自分があるべき世界に行かなくてはならないタイミングなのかもしれません。

主人公の叶わぬ想いに涙





「届かない声」というフレーズも、すでに主人公がこの世にいないことを連想させます。

愛していると伝えたい、でももう伝えられないという想いがとても切ないです。



主人公はロックが好きだったのかもしれませんね。

一緒にいた時間への感謝、そしてほのかに未来を思わせる歌詞が胸にしみます。

そして何より涙を誘うのが最後の2行。

もう一度向き合ったら気持ちが離れられなくなってしまうのでしょう。

「振り返らないで」というセリフが本当に切ないです。

お互いが想い合っている様子を見ると、ボーカル・はっとりの言う通り「もう戻れない恋」ではなく、「もう触れられない恋」という表現の方がしっくりきますね。

マカロニの楽曲もドラマも要チェック!


以上、マカロニえんぴつの楽曲『リンジュー・ラヴ』について解説しました。

「実は恋人を亡くした女性目線なのでは?」など、他の考察も楽しめる一曲です。

色々考えながら聴いてみてくださいね。

また、ドラマは物語のみならずバラエティに富んだ出演者たちも注目のポイント。

平岩紙、荒川良々など俳優勢はもちろん、落語家の春風亭昇太、お笑い芸人の板倉俊之も出演しています。

ぜひ今シーズンはTBSの金ドラを楽しみましょう!
 
   

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