

「深夜食堂」は、吉岡が高校1年生の時に父親から勧められ、「まだピチピチだった時に出会っていますね」と、人生の半分、読み続けているとコメント。
特に吉岡が“ほっと”する話は、第44話の「うなぎのタレ」だそうで、吉岡は「こんな短い話なのに、こんな話すごすぎる。思い出すだけでグッとくる」と紹介し、「やっぱり『深夜食堂』を読んでいると、出てくるお客さんたちがそれぞれ自分の人生の悩みだったりとか、癒えてない傷を持っていたりとか、目下戦っている最中の人だったりとかが、ご飯だったりマスターに癒やされたりする。華美に着飾っているわけでもなく自分を良く見せすぎようとしているわけでもなくて、どれもみんなすごくピュアな気持ちで、その1品が食べたくて、その1品に癒やされてる情景が描かれていくので、そういう人たちの話を1個1個見てると、無理して取り繕わずにそのままの自分でいいんだなって思わせてくれる。ちょっとした心の余白ができるようなマンガ」と言って勧めた。