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【高齢世帯におススメ】「ふるさと納税」で楽しく節税…年収別・控除額早見表つき

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人生のお金の流れは、定年前と定年後で大きく変わります。現役時代と同様の支出を続ければ、ほとんどの人の場合、資金は急速に減ってしまいます。それを防ぐには、日々の生活からお金の使い方を見直すことが重要です。楽しみながら支出を抑制する方法を、お金のプロが指南します。※本記事は、『マンガと図解 定年前後のお金の教科書』(宝島社)より抜粋・再編集したものです。

「定年後の資金」を、楽しみながら手元に残す

◆旅行も、買い物も…あちこちで活用できる「シニア割」

シニア割とは、特定の年齢以上の人が受けられる割引サービスのこと。飛行機や鉄道、ツアーパックなど、各社、シニア層に向けた割引を実施しています(図表1参照)。

JRによる「ジパング倶楽部(くらぶ)」という会員サービスでは、JR線の各種きっぷを2〜3割引で購入することができます。東京〜京都間を30%引きで普通車指定席に乗ると、4000円近くお得になる計算です。旅行に行く際はどうしても交通費がかさみがちになりますが、こうしたサービスを利用することで、支出を抑えつつ旅行を楽しむことができます。

イオンシネマ、ユナイテッドシネマといった映画館では、特定の年齢を超えた利用者が割引を受けられる「シニア割」「夫婦50割引」などを実施しています。年齢を確認できる証明書を提示するだけで節約ができるのです。

このように、旅行、娯楽、買い物などを楽しみながら、定年後の資金を手元に残していきましょう。

◆主なシニア向け割引の一覧

[図表1] ※2022年11月10日時点

毎年活用したい! 暮らしを豊かにする「ふるさと納税」

◆節約しつつ豪華商品を手に入れる方法って?

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ふるさと納税や株主優待といった制度を活用すると、普段の買い物よりお得に商品を手に入れやすくなります。ふるさと納税とは、応援したい自治体にお金を寄付することで、実質2000円の負担で寄付先の自治体から返礼品を受け取れる制度です。寄付した分の金額が控除されます。

返礼品は、食材から生活家電、雑貨、宿泊券まで多くの種類があります。普段使いする日用品や日持ちする食品を返礼品として受け取ることで、日用品の支出を抑えることができます。

また、自治体によっては、返礼品として高級食材などの豪華商品を選べるケースがあります。日用品ではなく、たまのご褒美として高級肉のような豪華賞品を選ぶと、無理せず、暮らしを豊かにしながら節約することができます。

また、株主優待がもらえる銘柄の株式を購入するのもよいでしょう。洗剤やキッチン用品のメーカーであるライオン(4912)の株主優待は、自社製品6点が入った詰め合わせセットです(100株以上保有が対象)。

◆ふるさと納税における年収ごとの控除額の早見表

[図表2]勤労世帯の早見表
[図表3]年金収入世帯のの早見表
[図表4]おすすめの返礼品 2022年11月15日時点

頼藤 太希
株式会社 Money & You 代表

高山 一恵
株式会社 Money & You 取締役

 
   

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