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アレック・ボールドウィン、過失致死容疑で訴追 セットの誤射事件

シネマトゥデイ

米俳優アレック・ボールドウィンさんが西部劇映画の撮影現場で小道具の銃を誤射し、スタッフ2人が死傷した2021年の事件で、ニューメキシコ州サンタフェの検察当局は31日、ボールドウィンさんを過失致死容疑で訴追した。ニューヨークで撮影 – (2023年 ロイター/DAVID DEE DELGADO)

[31日 ロイター] – 米俳優アレック・ボールドウィンさん(64)が西部劇映画の撮影現場で小道具の銃を誤射し、スタッフ2人が死傷した2021年の事件で、ニューメキシコ州サンタフェの検察当局は31日、ボールドウィンさんを過失致死容疑で訴追した。

 裁判資料によると、ボールドウィンさんと小道具の銃器担当者がそれぞれ2件の過失致死容疑に問われている。有罪になれば禁錮5年が言い渡される可能性もある。

 ボールドウィンさんの弁護士はコメントを控えた。

 事件は21年10月、サンタフェ郊外の撮影現場で発生し、撮影監督のハリナ・ハッチンスさんが死亡したほか、ジョエル・ソウザ監督も負傷した。ボールドウィンさんは弾が入っていないとして銃を渡されたと主張していた。

 今回の事件は、撮影現場での死亡を巡り俳優が刑事責任を問われるというハリウッド史上ほぼ前例のないケースとされる。

 
   

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