取材に対し、スシローを展開するFOOD & LIFE COMPANIESの広報担当者はSNSでの推測を否定する。
スシローは検討中
スシローの広報担当者は以前から使用しているポップであるとし、回転レーンでの提供の継続については検討中だという。
「こちらのレーン上に流すPOPは、今回の事案の発生以前から店舗で使用しているものです。使用目的は、お客さまの少ない時間帯に効率化のためにレーンにおすしを流しておらず、ご注文いただきたい旨をお客さまへアナウンスするためです」
ポップの利用は各店舗に判断を任せているという。
回転レーンの継続含め、今後の提供方法については「現在具体的に決まったものはございませんが、検討していこうと考えております」との回答にとどまった。
各社が悪質行為を防ぐための対応に苦心する中、ある回転寿司チェーンの関係者は取材に対し、「この問題は回転寿司業界だけの問題ではない」と訴える。迷惑行為は常軌を逸した行動であるとして、いくら対策を施したところで、飲食に限らず客の前に商品を陳列する業種全体で起こりうる問題であるという。システム化が進む回転寿司に不安の声が集中していると嘆いた。