同作は、空に浮かぶ、誰もが幸せに暮らせて何もかもが完璧な理想郷“パラダピア”を舞台に、ドラえもんたちが空をかける大冒険へと飛び立っていく物語。TVアニメ「ドラえもん」の演出を数多く手掛ける堂山卓見が監督を務め、公開中の映画「レジェンド&バタフライ」や、放送中の大河ドラマ「どうする家康」(毎週日曜夜8:00-8:45ほか、NHK総合ほか)などを手掛ける古沢良太が脚本を担当する。
■永瀬、自身の愛すべき駄目な部分を「距離が近いって言われます」
アフレコの際に意識したことについて、永瀬は「アクションシーンとか、リアクションも大きくやったり。画のタイミングでやるというのが難しかったですね。台本に載っていない、細かい息遣いとかも結構あったので。声優さんたちはアドリブでやるんだなって、本当にすごいなって改めて思いました」とコメント。また、藤本は「私が演じるのは理想の優しい先生なので。感情が揺れないで、常に笑顔という感じでやりました」と語った。
また、“自分の愛すべき駄目な部分”について聞かれた永瀬は、「よくメンバーにも言われるんですけど、距離が近いこと。一緒に並んでいても(近づき過ぎて)ぶつかっちゃったり。それを先輩にもしていたみたいで。中島健人くんに近づき過ぎてぶつかっていたんです。でも僕は気付いてなくて後で謝りにいきました」と明かす。すると、藤本は「え~かわいらしい~」と笑顔を浮かべた。
■藤本「失敗してもすぐに忘れて振り返らない(笑)」
藤本は、「私は基本ポジティブなので、失敗してもすぐに忘れて振り返らない(笑)。そこが自分でも愛すべきところかな?って(笑)。常に前しか見てないので。あと、家だと携帯がどこにあるのか分からなくなってしまって、子どもに探してもらったりしています」と藤本ならではのエピソードを明かした。
会見途中、ドラえもんが「二人に会いたかったので来ちゃった」と登場し、「お二人の自分自身で思うパーフェクトな部分を教えてください」と質問。永瀬は「僕の家はすごくきれいです。いつ誰が来てもいいようにきれいにしてます。だからドラえもんも来てもいいよ。どら焼きとお茶出すよ(笑)」と言うと、ドラえもんは「やった~!」と全身で喜びを表現した。
一方、藤本は「私は38歳になるんですけど、どうにかかわいさを保っていることかな(笑)」と話し、ドラえもんも「いつまでもずっとかわいいです」と絶賛。
さらに、ドラえもんは「僕、こう見えて緊張してるんです。これまで二人は大きなステージで歌ったり踊ったりしているので、緊張しないコツを教えてください」とアドバイスを求める。すると藤本は、「こういう場では、“私を見て”っていう気持ちでやるのが一番だと思う」と話し、永瀬も「僕も緊張はするんですけど、でもKing & Princeやしなって思うことですね。『おれはキンプリだぞ』っていうモチベーションでやると心強いかな」とそれぞれの経験をもとに助言した。