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エリザベス女王の死に目に会えなかったヘンリー王子が女王に伝えた「最後の言葉」を明かす

フロントロウ

ヘンリー王子が祖母であるエリザベス女王が亡くなったときのことを回顧録『Spare』で振り返った。(フロントロウ編集部)

ヘンリー王子がエリザベス女王に“最後に伝えたこと”

 イギリス王室のヘンリー王子が、昨年9月に亡くなった祖母のエリザベス女王への“最後の言葉”を回顧録『Spare(原題)』で明かした。

 ご存じの方も多いと思うが、2020年3月末をもって王室を離脱したヘンリー王子は、現在、妻メーガン妃の母国アメリカで暮らしている。エリザベス女王の体調が急変したとき、たまたま仕事でイギリスに帰ってきていたヘンリー王子は、急きょ予定を変更してスコットランドへ向かったが、女王のいるバルモラル城に到着したのは逝去が発表された約1時間後だった。

 ヘンリー王子はエリザベス女王の遺体と対面したときのことを、『Spare』のなかでこのように振り返っている。 

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 「不安なまま前へ進み、彼女(エリザベス女王)を見ました。私はしばらくじっとしたまま、彼女のことを見つめていました。そして、彼女に向かって『幸せであることを願います』『今、おじいちゃん(故フィリップ王配)と一緒だといいのですが』と囁きました」

 また、プラチナジュビリー(即位70年を祝う記念式典)や新首相の任命など、「最後まで職務を全うされたことに敬意を表します」とも伝えたという。

ヘンリー王子はエリザベス女王の死をニュースで知った

 父チャールズ国王から電話でエリザベス女王の健康状態が悪化していることを知らされたヘンリー王子は、すぐに兄ウィリアム皇太子に連絡を取って、女王の静養先であるバルモラル城にどうやって行くのか?、彼の妻キャサリン妃はどうするのか?といったことを聞いたという。

 それから数時間後、ウィリアム皇太子を含む家族全員が一緒の飛行機に乗ってバルモラル城があるスコットランドへと向かったが、ヘンリー王子は招待されなかったそうで、エリザベス女王が亡くなったことも家族からではなく英BBCのニュースを見て知ったことを『Spare』のなかで明かしている。

 「飛行機が下降し始めたとき、携帯が光っているのが目に入りました。メグ(メーガン妃)からのメッセージでした。『これを聞いたら電話して』と書いてありました。BBCのホームページを見ました。祖母が亡くなっていました。そして、父が国王になっていました」

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