
大人気の「スプラトゥーン」シリーズでは、定期的に「フェス」というイベントが開催される。これはプレイヤーが自ら選択した陣営に参加し、ほかの陣営とナワバリバトルのルールで競い合うイベントだ。
参考:【画像】「午後の紅茶」「ポッキー」など、なつかしのコラボフェス
昨年9月に発売された『スプラトゥーン3』では、3つの陣営に分かれた三つ巴のフェスが定期的に開催されており、第4回目となるフェスの開催が2月に迫っている。
第4回フェスのお題は「チョコレートはやっぱりコレ!」ということで、プレイヤーはビター、ミルク、ホワイトの中から好きな陣営を選び参加することになる。そして選択肢に「ホワイト」があることで、「今回のフェスでは白インクが使えるのでは?」と一部のユーザーの中で話題になり、「白インク」という言葉がTwitterのトレンドに載るほど盛り上がったのだ。
「スプラトゥーン」のフェスや普段のマッチでは、敵味方を判別しやすいようにはっきりとした色のインクが採用されることが多く、比較的うすい黄色インクも蛍光色のようにしてあったり、同化しないように色の組み合わせが工夫されている。
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しかし過去の「スプラトゥーン」では、白いインクが採用されたフェスがいくつか開催されていた。ゲームとしての視認性の悪さは言うまでもないのだが、それでも白インクの特別感と幻想的な雰囲気で、かなりの人気を博していた。今回の発表を受け、SNSでは過去の白インクを使用した際のバトル動画やインクリングの白いコーディネートが投稿され、白インクへの期待が高まっている。
なお視認性の問題から、今回のインクの色も真っ白な白ではなく茶色よりのベージュっぽい色になるだろうと言われているが、それでも普段とは違うインクを扱えるという期待感からか、攻略サイトなどでの事前のアンケートでは「ホワイト」派を選ぶ人が多くなっている印象だ。
■他にもある? 過去のフェスで登場したちょっと特殊なインク
赤や黄色などのはっきりとした色合いのインクが採用され、その補色として紫などの濃い色合いのインクが採用されやすいフェスだが、『スプラトゥーン2』のフェスでは、過去にもグレーや白など普段とはちょっと違ったインクがたびたび登場している。
『スプラトゥーン』のKIRIN午後の紅茶コラボのフェスでは、「レモンティー vs ミルクティー」というお題でミルクティー派に白いインクが実装された。また、『スプラトゥーン2』ではサンリオとのコラボ時に「ハローキティ」派のインクが前述の白インクとして登場。
江崎グリコとのコラボであった「あなたはどっち派?ポッキーチョコレートVSポッキー!!」のポッキー!!派でも、ややグレーに近い白色のインクが採用された。ちなみにこのときは「ポッキーチョコレート」派のインクが赤色だったため、見た目上はほぼ紅白対決となった。