
様々なダイエットを試してはどれも3日坊主で終わってしまう……あるあるだけれど、その「3日坊主」をくり返すことで痩せる方法があるとしたらどうだろう。

『3か月で自然に痩せていく仕組み』(ダイヤモンド社)は、成功率96.6パーセントのダイエット・メソッド「3勤1休ダイエット」をわかりやすく解説した1冊。「3日坊主をくり返せば、必ず痩せる」をモットーにした、我慢も意志力も不要だという画期的なダイエット法だ。
著者の野上浩一郎さんは、神奈川県で整骨院を経営しながらダイエットコーチとして活躍している。整骨院を訪れる患者は「痛みと同じくらい肥満に悩む人が多い」という気づきから、ダイエット指導をスタート。コロナ禍に完成させた完全オンラインの「90日間ダイエットプログラム」は、参加者の96.6パーセントが3キロ以上痩せ、リバウンドした人はゼロという結果に。
本書は、このプログラムをコーチングなしでも本を読むだけで実践できるようにアレンジした「3か月で自然に痩せていく3勤1休ダイエットプログラム」を、基礎から解説している。
目次は、以下の通り。
序章 なぜ「3勤1休ダイエット」の成功率は、ほぼ100%なのか?
第1章 3日間取り組んだら1日休む! 「3勤1休ダイエット」の基本
第2章 体と心がみるみる変わる いざ実践! 「3勤1休ダイエット」
第3章 罪悪感ゼロでモチベーションをキープ 挫折しないための「抜け道」
第4章 痩せそうで痩せないNG習慣
第5章 「痩せる生活習慣」を仕組み化する
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今回は本書から抜粋し、このプログラムの基本となる3つのルールを見ていこう。
継続のカギは「OFF」の日
「3勤1休ダイエット」とは、一言で言えば「ダイエットに3日(ON)取り組んだら1日(OFF)休む」をくり返す方法のこと。ダイエットに挑戦しても結局3日坊主で終わってしまう……という人にこそおすすめだ。
ルールは、以下の3つ。
1. ONの3日間は、「食べる時間」は8時間以内、「NG30品」のみ避ける
2. OFFの1日は、1食好きなものを、好きな時に食べていい
3. 「食べたもの」と「体重」「体脂肪率」などを、毎日レコーディング(記録)
1つめのルールから順に見ていこう。本書によると、痩せられない人の共通点として「1日のうち、食べ物が胃袋に入っている時間が長い」ことがあるという。ずっと胃や腸の中に食べ物が入っていると、結果として脂肪を溜め込みやすくなってしまうのだそう。
だからこそ、食べる時間を短くすることで内臓をしっかりリセットすることが必要なのだ。本書で推奨しているのは、食べる時間を8時間以内に収めて、16時間の「食べない時間」を確保すること。たとえば、1日の最初の食事である朝食を7時に食べた場合、最後の食事である夕食は15時には摂り終えている必要がある。
ただし、食べない16時間の間も固形物でなければ摂取してOK。牛乳や豆乳ではなく水に溶かしたプロテインや、砂糖や乳製品の入っていない、野菜・果物と水だけのスムージーなどを取り入れるのが望ましい。
