
第46回トロント国際映画祭のオフィシャルセレクションとして選出されたナオミ・ワッツ主演映画『The Desperate Hour(原題)』が、『デスパレート・ラン』の邦題で5月に新宿ピカデリーほかにて全国公開されることが決定した。
参考:【写真】『アバウト・レイ 16歳の決断』のナオミ・ワッツ
本作は、主人公エイミーが人里離れた森でランニング中に息子が通う学校でたてこもり事件が発生し、助けも移動手段もない中、スマホ1台で事件解決に向けて走り続けるシチュエーションスリラー。
主演・プロデューサーを務めるのは『マルホランド・ドライブ』『ザ・リング』『キング・コング』など数々のハリウッド作品へ出演し、『21グラム』『インポッシブル』で2度アカデミー賞主演女優賞へノミネートされた実績を持つワッツ。愛する息子の安全を守ろうと奮闘する母親役を演じる。
監督を務めたのは、アンジェリーナ・ジョリー主演のスパイアクション大作『ソルト』をはじめ、デンゼル・ワシントン主演のクライムサスペンス『ボーン・コレクター』、そして世界40以上の映画祭で評価を受けた歴史ドラマ『裸足の1500マイル』など、さまざまなジャンルにおよぶ映画、TVシリーズの制作実績を持つオーストラリア出身のフィリップ・ノイス。脚本は、ライアン・レイノルズ主演のシチュエーションスリラー『[リミット]』で、ナショナル・ボード・オブ・レビュー賞などを受賞したクリス・スパーリングが手がけた。
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海外版ビジュアルには、ワッツ演じる主人公エイミーの横顔が全面に写し出され、背景に配置されたサイレンを灯した数台のパトカーからは、何か大きな事件が起きてしまったことを想起させるデザインとなっている。(リアルサウンド編集部)