今週、JRAでは2重賞。東京新聞杯(4歳上・GIII・東京芝1600m)ときさらぎ賞(3歳・GIII・中京芝2000m)が行われる。
東京新聞杯は春のマイルGIに向けた始動戦として、実力馬が参戦してくることの多いレース。今年に関しても、昨年のオークス3着馬ナミュール(牝4、栗東・高野友和厩舎)、昨年の毎日王冠2着馬ジャスティンカフェ(牡5、栗東・安田翔伍厩舎)など重賞実績馬が出走を予定している。
きさらぎ賞は3歳重賞で、例年に違わず少頭数になる見込み。GI馬ディアドラの弟フリームファクシ(牡3、栗東・須貝尚介厩舎)、ディープインパクト産駒の最終世代オープンファイア(牡3、栗東・斉藤崇史厩舎)が人気の中心になっていきそうだ。
また、1日(水)には今年最初のGI級競走である川崎記念(4歳上・JpnI・川崎ダ2100m)が行われ、GI/JpnI・3勝のテーオーケインズ(牡6、栗東・高柳大輔厩舎)と、3連勝で東京大賞典を制したウシュバテソーロ(牡6、美浦・高木登厩舎)が初対決。今年のダート中距離戦線を占う上で見逃せない一戦になりそうだ。
今週の主なスケジュールは以下の通り。
▼2月1日(水)
・川崎記念(JpnI・川崎)
▼2月2日(木)
・梅見月杯(重賞・名古屋)
・白鷺賞(重賞・姫路)
▼2月5日(日)
・東京新聞杯(GIII・東京)
・きさらぎ賞(GIII・中京)
・翔雲賞(重賞・帯広)
▼達成間近の記録
【騎手】
武豊騎手:JRA通算4400勝まであと1勝
柴山雄一騎手:JRA通算600勝まであと3勝
酒井学騎手:JRA通算400勝まであと3勝
【調教師】
大江原哲調教師:JRA通算300勝まであと2勝
※当ニュースの内容は1月29日時点
東京新聞杯でナミュール始動 地方ではJpnIの川崎記念/今週の競馬界の見どころ
2023年1月30日