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いくらなんでも怖すぎん? ダム管理事務所に設置された「害獣除け」が、化け物でしかない

Jタウンネット

何も知らずに通りかかったら、叫んでしまうに違いない。あまりにも怖ろしい「害獣除け」が、ツイッター上に投稿された。

一体どれほど怖いのか。百聞は一見に如かず、ということで、読者の皆さんにもご覧いただこう。

こちらは、神奈川県在住のツイッターユーザー・マカロン(@macaron1471)さんが2023年1月9日に投稿した映像の一部。動画は一人称視点で、階段を降りていく様子を捉えている。

目を引くのは、踊り場の欄干に取り付けられている黒い毛の犬ような獣を模したオブジェ。なんだかとっても怖い顔だ。しかも、これ……

なんと、チェーンソーのような唸り声と遠吠えを発しながら動き始めるのである! そもそもの凶悪な顔も相まって、かなりの迫力だ。夜中に出くわそうものなら、トラウマものである……。

「腰を抜かすかと思いました」

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11日、Jタウンネット記者の取材に応じた投稿者のマカロンさんによると、怖すぎる害獣除けは8日11時ごろ、奈良県下北山村にある池原ダムを訪問した際に発見したもの。ダム管理事務所の屋上展望所へ向かう階段に設置されていたという。

「視界に入った時点で『これはいきなり動き出すに違いない』と確信めいた予感がありましたが、センサー感知からのタイムラグによるものか、ちょうど通り過ぎ背を向けたまさにその瞬間に重低音を轟かせたものですから、腰を抜かすかと思いました」(マカロンさん)

なお、動画は屋上展望所からの帰り、つまり2回目に通りかかった時に撮影したもの。再生される音声は起動する度にランダムに決まるようで、最初に通った時は動き出す気配を感じる間もなく大音響が発された。投稿動画よりもさらに恐怖心を煽る様相だったという。

この害獣除け、一体何なのか。そして何のために設置されているのか。

Jタウンネット記者は13日、害獣除けを設置した電源開発(東京都中央区)に話を聞いた。

その名も「モンスターウルフ」

取材に応じた同社の北山川電力所担当職員によると、話題の害獣除けは、野生動物撃退装置などを扱うウルフ・カムイ(北海道札幌市)が販売している、「モンスターウルフ」という製品。

ウルフ・カムイ公式サイトの商品紹介によると、LEDの強烈な光と約90デシベルの大音量で害獣を威嚇する。威嚇音は50種類以上もあり、野生動物が製品に慣れてしまう事態を防ぎ、長期間害獣除けとしての効果を発揮するそうだ。野生動物の天敵であるオオカミの姿をしているのも、忌避効果を狙っているとのこと。

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