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岡田准一、松本潤との共演語る「大河の先輩として微力ながら支えられたら」<どうする家康>

WEBザテレビジョン

岡田准一、松本潤との共演語る「大河の先輩として微力ながら支えられたら」<どうする家康>

松本潤が主演を務める大河ドラマ「どうする家康」(毎週日曜夜8:00-8:45ほか、NHK総合ほか)の第4回「清須でどうする!」が1月29日に放送された。孤独なカリスマ・織田信長を演じる岡田准一がコメントを寄せた。

■家康がいるからこそより立体的に見えるキャラクターにできたら

――織田信長役についてお聞かせください。

オファーをお受けした時から、制作陣からは「長年大河ドラマを愛して下さっているファンを大切にしながらも、家族で見られる新しい大河ドラマをつくりたい、挑戦したい」という話を伺ってきました。僕自身も、時代劇の可能性や時代劇を演じていく意味、これまでの時代劇をどう超えていけるかを日々模索していますが、信長は破格の人物なので、「こんな時代劇があっても良いじゃないか」ということを身をもって提案できる役柄だと思っています。

人気の戦国武将ですし圧倒的な存在なので、演じる上でハードルの高さはあります。でも、今作ではあくまで“家康にとっての信長”というキャラクター。家康との関係性が軸にあるからこそ、人間味も見せていきたいですし、強さも脆さも魅力も、家康がいるからこそより立体的に見えるキャラクターにできたらと思っています。

■微力ながら松本くんを支えられたらということは思っています

――松本潤さんとの共演はいかがでしたか?

僕が主演を経験させていただいた「軍師官兵衛」では、大河ドラマ経験者の先輩として、竹中直人さんが近くで支えてくださいました。竹中さんには本当に感謝しかないんです。なので、今回は大河の先輩として微力ながら松本くんを支えられたらということは思っています。

大河だから、時代劇だからと小さく収めようとせずに、自由にやることの大切さも、竹中さんから教えていただけたことです。収録が始まってしばらくは、大河ドラマ出演自体が初めてという松本くんに対して、自由に芝居する部分を見せようというのも意識しています。

■僕自身も芝居においてぶつかりやすい

――竹千代・元康との相撲シーンについてお聞かせください。

子どもの頃から、肉体的にも精神的にも家康にトラウマを植え付けるのが信長なので、その象徴的なシーンですよね。このシーンは、演出側から振り付けをお願いされたので、大河ドラマで動きを付けるなんて考えてもみませんでしたがお引き受けしました。台本にも「総合格闘技のように」と書かれていて、新たなチャレンジという意味でも担当させていただきました。

子役の川口和空くんと松本潤くん、それぞれかなり特訓してもらいました。もちろん安全面には気を付けていましたが、特に川口くんに対して、あんなにハードな動きでいいのかということも不安に思っていて。でも、あのシーンが終わった後、川口くんは「アクションが楽しかった、アクションができる役者になりたい」と言ってくれたので、結果的には良かったなと思っています。

少し教えるとすぐにできるようになって、成長スピードが早かったです。単に振りを入れるだけではなく、「動きに捉われすぎずに、感情が出るのを大切にしよう。そこはサポートするから」という話もしていましたが、それもよく理解して演じていました。一緒にやっていて、僕も楽しかったですね。

松本くんは、相撲シーンを練習したいということで、うちまで来て練習したことがありました。僕が振りを付けるからこそ、より完璧にやりたいというのも言ってくれていました。このシーンや、僕に限らずですが、「やりにくい部分はないか」なども含めて、松本くんは役者の皆さんともよくお話をされているんですよね。主演として申し分ない気遣い、細やかさ、丁寧さがあって頼りになりますし、僕自身も芝居においてぶつかりやすいです。
 
   

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