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ドンに魅せられて数ヶ月…「跳んだりはねたり」できるようになりたくて始めたバレエレッスン

幻冬舎ゴールドライフオンライン

あなたは知っているか? 伝説のバレエダンサーの存在を! 繊細な指先、澄みきった瞳、内面からあふれ出す表現力ーー。ジョルジュ・ドンの“完璧な美”に憑りつかれ、第二の人生を歩み始めた著者が綴る渾身のエッセイ。※本記事は、九堀不美恵氏の書籍『ドンに魅せられて 「ボレロ」がくれた76歳からの人生』(幻冬舎ルネッサンス新社)より、一部抜粋・編集したものです。

【前回の記事を読む】世界中を虜にするドン。その魅力のワケは「3拍子揃っている」から?

『28年後の恋』を完成させたい

2021年3月。B社の編集者から突然電話がきた。2年前に初めて書いたエッセイ『73歳からのインスタ遊び』を「人生十人十色大賞」という懸賞募集に応募したが、落選したのは確か2019年5月末だった。そのあと、おそらく電話が入るだろうとは予想していた。「自費出版しないか」とすすめてくるのではないかと。そんな時に電話がきた。

「どんなご用件でしょうか?」

「あなたとダンスの関係を書くと面白いのではないでしょうか」と言う。

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「今、書いています」

こうして彼女から名刺と手紙を送ってくることになった。“ドン漬け”の日々に、少しずつ自分の中で変化が起こるのを面白がっていた矢先の編集者からの電話だった。これを機に、もっと明確に目標を決めて、『28年後の恋』執筆に本腰を入れることにしたい。

2021年になっても、世界的にコロナ感染が拡大し、ヨーロッパ、アメリカなどではまた地域別にロックダウンや飲食店の早じまいなどが決定し、第3波といわれている。日本でも一日の感染者が増加し、東京では1日300人を超えた。

ブログでの素敵な出会い

公私の雑用を済ませて自宅に戻るとすぐにパソコンを開け、ともかくドンと会うようにする。今やドンは私の守り神になってしまった。ドンはもう28年前に死亡し、遺体は焼かれアルゼンチンの墓地に埋葬されているのだが、私の心の中では、ドンはまだ宇宙のどこかにいると信じている。

毎日、YouTubeでドンの動画や写真を見る。一通り見てしまうと、もっとどこかにないか投稿者をクリックして、さらに検索する。突然画面にあるブログが出現した。この投稿者は以前にも見ていたが、仲間ができたようでうれしかった。

このブログは資料も充実している上、文章も丁寧なので、ブログをずっと見続けた。記事を古い順から読んでいくと、すでに知っていることもあるが、写真などは、新参者の私には垂涎ものばかりだ。ドンとベジャールが二人だけで田舎道を歩いている1枚は、二人とも幸せにあふれていて、ベジャールがドンの肩に手をかけている。

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