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思春期男子の「うるせぇ」実はこういう意味だった! 元開成学園校長の解釈に納得。

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マンガと図解 元開成学園校長が教える 思春期男子の正しい育て方(宝島社)<amazonで購入>

「このあいだまでまとわりついてママママ言ってたのに『ウゼェ』って…」「うちなんて壁に穴あけたのよ!?」……。

 そんな「思春期男子なぞすぎる!」という世の母の声に応えるべく、開成中学・高校の校長を9年務めた柳沢幸雄さんが「取扱注意な思春期男子の扱い法五箇条」を伝授する1冊が刊行された。『マンガと図解 元開成学園校長が教える 思春期男子の正しい育て方』(宝島社)だ。

 時期や長さに個人差はあるものの、小学校高学年から高校生にかけて迎える思春期。これは「自立前の最後のトレーニング期間」なのだそうだ。これまで疑似恋愛のようだった母親からの愛情が重くなって「うるせぇ」と言ったり、不安や不満をうまく言葉にできずに怒ったりする思春期男子。

 親は寂しい思いを抱えつつ、どのくらい手放し、どのように見守ったらいいのか、その塩梅に悩むことになる。そこで今回は、思春期男子の育て方(扱い方)を本書からピックアップしてご紹介。まずは、次の5つを肝に銘じておこう。

■思春期男子の扱い法五箇条
 其の一 しゃべらせる
 其の二 「ダメ」と言わない
 其の三 成長をほめる
 其の四 得意を伸ばす
 其の五 自立を促す

「うるせぇ」にムカつかない

 母親が何か言ったり聞き出そうとしたりすると、「うるせぇ」と悪態をつくようになる思春期男子。言われたら結構なダメージを食らいそうだが、これは「正しく成長している証」で、「うるせぇ」は「ねぇ、お母さん」と同義語くらいに捉えることだという。

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 子どもは思春期になると「自分たちだけの楽しい世界」が生まれ、それを批判されたり根掘り葉掘り聞かれたりすると、うんざりして口を閉ざしてしまう。しかし、口では「うるせぇ」と言いながらも、親の庇護から離れて羽ばたくことを不安に思っている。それが思春期男子。

「うるせぇ」と言っているうちは、まだ親を頼りにしていると解釈し、かといってガミガミ言わず、子どもが離れていこうとするときは少し離れて静観するようにしよう。

思春期男子の「うるせぇ」は「ねぇ、お母さん」と理解する

コツコツでなくていい

 毎日ゲームばかりしていて、試験の間際になって急に勉強し始める息子。「もっと早くからやっておけばよかったでしょ(怒)」と言わずにいられる親が、はたしてどのくらいいるだろうか。

 親が理想と考える「コツコツ」した勉強法は、実は女の子が得意とするもので、男の子に求めてもできない。男の子には、体力に任せて「ドカンドカン」と勉強するのが向いているという。柳沢さん自身もそんな勉強の仕方をしていたそうだ。

 途中経過はあまり気にせず、結果さえきちんと出せればよしとする。ベストコンディションを本番に合わせられるように、子どもが自分で力配分を考えられるように導く。「この子にとってのピークはいつ来るんだろう」という点だけを見るようにしよう。

男の子は「コツコツ」でなく「ドカンドカン」でいい

何でもできるより「これが得意」

 かつての日本はジェネラリスト(広範囲の知識、技術、経験を持つ人)が求められた。年功序列型の終身雇用が基本だった以前の企業では、どの部署に配属されても上手くやれるジェネラリストが便利だったからだ。

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