エールフランス航空は、新仕様の客室を備えたボーイング777-300ER型の運航を、2023年1月20日から開始しました。パリ発ニューヨーク行きのAF22便として、改修された初号機「機体記号：F-GZNK」で運航されました。また、3月26日に始まる夏ダイヤから、羽田/パリ線にもこの新ビジネスクラス搭載の777-300ERが投入される予定です。
新仕様のビジネスクラスは「フルフラットベッド」を採用し、すべての席が直接アクセスできる「フルアアクセス」です。また、プライバシーへの配慮のために新開発のスライドドアを装備し、他の乗客から見えないプライベート空間を確保できます。計画では、777-300ERの12機に導入されます。これにより、2023年末までにすべての長距離路線で、フルフラットベッド・機内Wi-Fiが搭載される予定です。
2メートル近い長さのベッドになる「フルフラット」、新開発のスライドドアにより、他の乗客から見えない完全なプライベート空間を確保。エールフランス 新ビジネスクラス
同伴者のプライバシーを確保するため、機内中央のシートは、中央のパネルを下げることができ、隣の席との会話が可能です。エールフランス 新ビジネスクラス
新仕様の客室数は、ビジネスクラス48席、プレミアムエコノミー48席、エコノミー273席です。
