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三笘薫にプレミリーグのレジェンドたちも賛辞の嵐。「ハーランドよりコストパフォーマンスがいい」「彼のプレーを観るのが大好き」

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【ティエリ・アンリのようなフィニッシュ】

 ティエリ・アンリ、アーリング・ハーランド、アーセナル──。フットボールファンなら誰もが知るこれらの単語は、誰に向けられたものか? 答えはそう、ブライトン&ホーブ・アルビオンに所属する三笘薫だ。


ブライトンの三笘薫は、レスター戦でカットインからスーパーゴール

 カタールW杯ラウンド16のクロアチア戦で、三笘はPK戦のキックを失敗し、敗退後には涙が止まらなかった。その悔しさを晴らすように、再開したプレミアリーグで凄まじいパフォーマンスを続けている。

 世界最高の国内リーグのここ4試合で3得点をマーク。大晦日に行なわれた首位アーセナルとの一戦では、3点を先行されたあとに一矢報いるゴールを奪い、その3日後のエバートン戦では完璧なファーストタッチからのシュートで先制点を決めた。

 翌節のリバプール戦では得点こそなかったものの、リーグを代表するライトバックのトレント・アレクサンダー=アーノルドを手玉に取り、先週末のレスター戦では左サイドから切れ込んで、右のトップコーナーに衝撃的な一発を収めている。そのゴールとそこに至るまでの一連の動きは、アンリの全盛期を彷彿させるものだった。

 なにもこれは本稿の書き手だけが抱いた印象ではなく、三笘の元同僚が証言しているものでもある。三笘が昨シーズン、期限付きで所属していたユニオン・サン・ジロワーズのイングランド人DF、クリスティアン・バージェスは英『スカイ・スポーツ』にこう語っている。

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「彼はティエリ・アンリのようにフィニッシュを決めるんだ。練習でも試合でも、ファーサイドの角にさらっとシュートを決めていたよ。多くの選手がパニックに陥ってしまうような状況でも、彼は余裕を持ってボールを扱うのだから不思議だよね」

 つまり三笘はプレミアリーグに挑戦して半年ほどで、リーグ史上最高のストライカーのひとりと比較されるほどになっているわけだ(個人的にはイタリアのレジェンド、アレッサンドロ・デルピエロが得意としていた形にも似ていると思う)。

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