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「不動産と花」相反するものが一対になっていることの“不思議さ”

幻冬舎ゴールドライフオンライン

前向きに。立ち止まりながらも一歩ずつ。起業のこと、趣味のいけ花のこと、日常のなかで感じる些細なこと、そして、熊本地震のこと……。時間の流れが早くなったと感じる人にこそ読んでほしい。日常のなかにある「特別」に気付く、珠玉のエッセイ集。※本記事は、寺本貴美代氏の書籍『ゆっくりいそぐ わたしの生き方』(幻冬舎ルネッサンス新社)より、一部抜粋・編集したものです。

【前回の記事を読む】「花は人を呼ぶ」日々の暮らしを生き返らせてくれるもの

第2章 いけ花と私

取材

「今お仕事をされているなかで、特にどのようなことに気をつけていらっしゃいますか?」

質問が始まりました。私はインタビューを受けているというわけです。カメラマンの方は、姿勢をのけぞったり、右に左に行ったりして、私がしゃべっているのを映し続けておられます。

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私は懸命にインタビューに答えながら、どんなふうに映っているのか気になりましたが、途中で「もうどうでもいい」と、開き直りました。でも少しは映り良くしてほしい!(切なる願い笑)。

仕事のときの会話は、いつも相手のことを考えながら話していますが、インタビューはこちらが何を話そうかと思わなくても考えなくても、相手から聞いてもらえるので、普段通りにおしゃべりしているような感覚になりました。

このインタビューによって、私が不動産会社を経営していくために、欠かすことのできないものが浮き彫りになりました。自分のことを、立ち止まって考えるきっかけとなりました。

「不動産のお仕事で、一番力を注いでおられることは、どんなことでしょうか?」

という質問に、

「物件を持っているオーナーさんと、条件に合う物件を探しているお客様とのマッチング(仲人役)に力を注ぎたいと思います」

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