ゴルフの上手な人と、なかなか上手くなれない人の練習方法の一番の違いは、「ラウンド後の練習」をするかしないかという点に行き着きます。
ラウンドを控えて、コースプレーを想定した順繰りの練習などはそれなりの効果があるのは確かです。
でもラウンド前の準備練習は、あくまでも「予習」に過ぎません。
勉強は予習も復習も大事ですが、コースプレーでは「何がよくなくて、ダメだった原因は何か?」を予習では把握できないのです。
それよりもラウンド後にその日のプレーを振り返って、「どんなミスが多く出たのか」「何がダメだったのか」など自分の課題を見つけて練習し、その日のうちに解決しておくことが重要です。
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テストで問題が解けなかったところは、後で勉強し直したでしょう。要はゴルフの場合、予習よりも「復習」が肝心だということです。
上手な人と行動をともにする人は上達が早いですから何を練習するか以上に、「いつ練習するか」が練習の成果を上げる上でキーポイントになるといっても過言ではありません。何もわからないまま闇雲に打って、量をこなすだけでの練習では意味がないのです。
上手い人たちはラウンド後にもよく練習しますから、できることなら自分もその環境に置くことをお勧めします。
「練習するぞ」と引っ張られますし、いろいろな面で触発されて自分から進んで練習するようになります。
上手な人たちとプレーしていると自分の常識が変わり、ゴルフ観のレベルがアップします。OBを連発したり、3パットや4パットばかりということがなくなってくるのです。
早くシングルゴルファーになれる人たちの共通点はそこにあります。
行動の幅を広げて、向上心を高めることも大事