レアル・マドリーは25日、スペイン『マルカ』の一面の記事に関しての声明を発表した。
『マルカ』は25日付の一面に「NOS SACAN LOS COLORES(私たちから色を奪う)」と掲載。「スポーツの精神や価値観に反し、理解し難いレギュレーションに守られている。マドリーとバルサは、ライバルチームのユニフォームやシンボルを持つファンを入場させる権利を留保する。これを受け入れて正常化することは、スペインサッカーにとって失敗である」とした。
これはスペインやマドリーに限ったことではなく、世界どこでも共通の見解。日本のJリーグでも同様であり、アウェイのサポーターがホームのゾーンに、またはその逆に関しても禁じているのは通常だ。
マドリーはこの一面の掲載を受けて声明を発表。クラブのスタンスを説明した。
「この情報は全くもって虚偽であること。レアル・マドリーはこれまで、ライバルチームのユニフォームを着たファンのサンティアゴ・ベルナベウへの入場を禁止したことはない。これは我々のスタジアムで行われるすべての試合で見られることであり、これからもそうであり続けるだろう」
「レアル・マドリーがアトレティコ・マドリーに提供した次の試合のチケット枚数について、我がクラブは、レアル・マドリーがメトロポリターノを訪れた際に受け取る枚数と同じであり、両者が維持している特別な関係の枠内での合意であることを明確にする」
「同様に、レアル・マドリーはサンティアゴ・ベルナベウのチケットの販売及び譲渡は、常に各大会で施行されている規定に準拠している」
マドリーの声明を受けた『マルカ』は反論。「禁止については決して言及しておらず、『入場の権利を留保する』としているだけであり、『マルカ』を誤って非難する声明を出した」とした。
レアルが『マルカ』の見出しに声明「全くもって虚偽」…「アウェイファンの入場を許可しない」と掲載され反論
2023年1月26日