
今野泰幸(写真:YUTAKA/アフロスポーツ)
1月23日、東京都葛飾区は、Jリーグの基準を満たすサッカー専用スタジアムの建設に向けて、JR新小岩駅近くの運動場を取得する方針を明らかにした。
文部科学省の外郭団体が所有する総合運動場など約6万8000平方メートルの敷地で、新小岩駅から徒歩10分弱。取得費用は約350億円と想定している。
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区を本拠地とする「南葛SC」は、人気サッカー漫画『キャプテン翼』の原作者である高橋陽一氏がオーナーだ。J1昇格を目標に掲げており、区は将来的に「南葛SC」のホームスタジアムとして活用する方針だ。
そのため、J1基準である1万5000人以上のスタジアムを想定。建設コストは130億~150億円、維持管理・運営費は年間2.9億~3.3億円を見込んでいる。スタジアムが建造できれば、J1基準のサッカー専用スタジアムが東京23区内に初めてできることとなる。