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おねしょをするのは「夢」が原因?…おねしょを克服する方法

幻冬舎ゴールドライフオンライン

いくつもの成功と失敗を重ねて成長してきた大人たちへ――。30年以上にわたり教壇に立ち続けてきた著者が、成長の機会を十分に提供できる理想の社会について語る。教育関係者、教員を志す学生、そして保護者必読の一冊。※本記事は、神田厚氏の書籍『子どもがおつかいに行ける社会 「挑戦の機会」を守る教育を!』(幻冬舎ルネッサンス新社)より、一部抜粋・編集したものです。

【前回の記事を読む】最近はもう見かけない…子どもが「おつかい」に行くべき理由

第2章人に見られるから背伸びができる

1おねしょの克服

2019年1月、千葉県野田市で小4女児が両親から虐待を繰り返され亡くなりました。

寒い中、風呂場で冷水シャワーを浴びせていた行為について、父親は、「おねしょをするのでしつけた」と供述したそうです。

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私は、辛い気持ちでいっぱいになりました。

私は、小学校高学年までおねしょをしていました。

おねしょをした寒い冬の朝などは、石油ストーブに当たって着替えながら、母の体験談を何度も聞いたものです。

冬の朝、「外に立っとれ!」と祖母に怒鳴られたエピソードです。

私は後始末を担う母が経験者だったので、幸せなことに一度も怒られた記憶がありません。

寒い冬の朝、「外で立っとれ!」と声を荒げた祖母の当時の状況は、出征した夫(祖父)をビルマ(現在のミャンマー)で失い、手元には5人の子どもが残された……

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