
16日、大阪府守口市にあるうどん店で起きた出来事。
【映像】実際に提供されたナスの天ぷら
午後1時ごろ、30代から40代ぐらいの女性が1人で来店して、うどん、おでん、野菜天盛りのセットを注文した。
女性客はうどんとおでんを完食した直後、厨房にいた店主にむかってナスの天ぷらを見せながら、「こんなに焦げた天ぷらなんて食べられない」と苦情を言い始めた。
黒っぽく見えるのはナスの皮で、実際には全く焦げていなかったそうだ。普段通りの揚がり具合を確認した店主が「普通ですよ」と答えたところ、女性客は「これがこの店の普通か」と怒りながら代金を払って帰ったという。
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『うどん屋こぞう』の店主は「何が悪いのかな。ナスが嫌いだったか。本当に分からない」と話した。
また、この店では以前にも「このエビ(の天ぷら)、エビ臭い。こんなん食えへんわ」とクレームを言われたと店主は語っている。
労働組合・連合の調査では、直近5年間で悪質なクレームやカスタマー・ハラスメントの発生件数が「増えた」と答えた人は4割近くに上っていて、その理由として「格差、コロナ禍など社会の閉塞感などによるストレス」を多くの人があげた。
うどん屋の店主は「嫌いな天ぷらがあれば言ってもらえればなるべく対処するので、また店に来ていただければ」と解決策を提案している。(『ABEMAヒルズ』より)