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議事録を通じて職場改善する具体的な方法とは

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 GWが明け、いよいよ通常保育のスタート。半日保育と違うのは、保育時間の延長と土曜日保育の実施です。園バスでの送迎も始まりました。開園前から注目度の高かった幼稚園だったので、遠方から通う園児も多く、送迎の範囲はかなり広域に及びました。9時に園に到着すると考えると、バスは6時50分に出発しないと間に合いません。

 送迎バスは2台ありましたから、運転手さんに加え、介助者も2名必要でした。勤務時間外なので外国人の先生に頼むことはできません。ということは、百合さんと私が添乗することになるのです。出発時刻を考えると、介助者は6時半に出勤する必要がありました。私は始発に乗って通勤する生活が続きます。

 そんな早朝のお迎えですから、園児はもちろん不機嫌で、保護者と離れるのに号泣することもありました。泣く子をなだめ、退屈させないのが介助者の役割です。幼稚園に到着するのは8時50分。今だから言えますが、通園バスに2時間も乗るなんてありえません。当時は園児があまりにかわいそうで、自分が過酷な状況に置かれていることには気づきませんでした。園に戻れば、長い1日のはじまりです。

続く

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「英検2級の実力しかない私が、20年以上英語教育に携わってきた話」は主人公である高山杏の体験をもとにしたフィクションです。実在の人物、設定は架空のものです。

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