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たった一言で人生は変われる。家庭を支配する母との絶縁、背を押したのは…

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否定の言葉「○○のせいで」を感謝を象徴する肯定の言葉「○○のおかげで」に変えて、ポジティブに生きていくために。やさしいヒントが満載の一冊。※本記事は、森雄二氏の書籍『“おかげマインド” 〜自分軸と自信を育てるために〜』(幻冬舎ルネッサンス新社)より、一部抜粋・編集したものです。

【前回の記事を読む】半年足らずで店を開業⁉ 無謀な行動を実現させた「ご縁の力」とは

第1章 般若心経「空(くう)」的生き方の智慧

‟no”の豊かさ

あなたはご存じですか? ジョン・レノン&オノ・ヨーコの『イマジン』。この曲にはジョン・レノンが大きな影響を受けたとされる、般若心経のエッセンスがふんだんに盛り込まれています。歌詞を読むと分かりますが、歌詞の中には“no”がいっぱい。ちなみに般若心経にも「無」が21回も出てきます。般若心経の“無”は、“有る”“無い”を超えたところの“無”です。

人には瞬時に他と比較・判断する習性が備わっています。他と比較して「美しい」⇔「醜い」「豊か」⇔「貧しい」「多い」⇔「少ない」などとする判断です。それだけならいいですが、そこに“優れている=価値がある”“劣っている=価値がない”などの判断をくっつけてしまうところに問題があるのですね。それが人の心に苦しみを招く一因になっています。

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そもそも比較判断が“無くなれば”「苦しみも“無く”」「争いも“無く”」「戦争も“無く”」人はもっと楽に生きられるし自由に生きられる。平和に暮らすことができる。そんな「“無いこと”から生まれた心の平安や豊かさを想像してみよう」。それが般若心経であり、『イマジン』を通してジョン・レノンが伝えたかったことではと、僕は解釈しています。

今、こんな時期だから豊かさを感じにくいかもしれません。ウクライナ情勢をはじめ、世界に視野を広げると平和とは言い難い惨劇・状況が繰り返されています。

あるいは、物質的に豊かでもあっても、心の豊かさまで感じている方は多くないかもしれません。

しかし一方で、こんな時だからこそ豊かさについて、各々が真正面から向き合える時かもしれません。

「本当の豊かさってなんだろう」

怖れからくる批判・差別・偏見。それらにより、される側はもちろん、する側も苦しんでいる筈です。それらを解放していった先に見える真の豊かさ。それをみんなで想像してみる機会にしたいものです。

第2章 自分軸な生き方の智慧

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