「今回挙げた教訓は身体能力や勘に優れている人は考えすぎて前に出られなくなるから向いていない」と前置きをしつつ、「自分みたいなタイプはスター性がある子たちより攻撃力が少ないな。身体の強さをもってないなって自覚をしたところで、ちゃんとこぼれた時用に喋れることを用意していこう」と、自分の教訓をまとめました。
他にも「ボールをキープはします。もっと言うとボールをキープした上で編集でざっくりいかれることもあります。だけど、それを考えた方が生き抜ける」と、長い目で見たメリットについても言及。
「ただ考えすぎると大スターにはなれない」と再度付け加えた伊集院さんに一同が頭を抱える中、教訓を聞いた藤本さんが「テレビを見ている人は『いけよ』って言うじゃないですか。その辺は芸人さんはどう思うんですか」と疑問を投げかけます。
それに対し伊集院さんは、「もっと言うと『映ってなかったじゃん』って言われる。全体の場のためにずっと守備をやったことで全然映ってない回があって。その回に次呼ばれたときに不思議な喜びがある」と、普段とは違う喜びが生まれると発言。
共感しているスタジオ一同に「次呼んでくれたって人は、無駄死にじゃない。ただ、次呼ばれなかったときにお前も評価してねぇんだ!っていう感じになる」と、ちょっと残念なこともあるという例も出してスタジオが笑いに包まれました。
伊集院光が語った、三遊亭円楽師匠の言葉に一同感動
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最後の教訓として伊集院さんが語ったのは師匠である三遊亭円楽さんの言葉。
「自分が時間を忘れてやってしまうような好きなことに、少しの社会性を持たせるとこの商売は食っていける」
この教訓に対、「要はお金が儲かるとか人気が出るというのじゃなくて、本当に理由なく時間を忘れてやっちゃうぐらい好きなことに、みんなに分かってもらえるような例えができたり一般に寄せることができればそれだけで食べていける」と、説明しスタジオ一同から納得や共感の声があがりました。
円楽師匠は「分かる人に分かればいいんですよっていう態度が違うから、ちょっと社会性を持たせようよ。元々好きでもないやつがやるなよ」と語ったようで、無理矢理習得したものは辛いだけでウケもしないと伊集院さんも言及。
スタジオ一同からも口々に同意の声があがる中、最後教訓を聞いた若林さんが過去の事務所のスタッフに言われたやりたくなかったネタでオーディションに呼ばれ帰りの電車で泣いたエピソードを語り笑いで締めくくられました。
(文:Quick Timez編集部)