昨年11月に行われた「2022年度HYBE会社説明会」では新人ボーイズグループのデビュー計画が語られるなど、年々多くのグループが台頭するK-POP界。そうした中でENHYPENならではの強みは何かと聞かれ、HEESEUNGは少し悩んだのち「メンバー1人ひとりが、その人ならではの世界観を持っていることが強み」と回答。「1人ひとりのメンバーを知れば知るほど、違う雰囲気を醸し出していることがわかるでしょう。ファンの皆さんはそこに新鮮さを見出して好きになってくれていると思いますし、僕たち自身もステージでも表現できていると思います」と言葉を紡いだ。なお、そんな個性豊かなメンバーが集まるグループの中で流行っていることについて質問が飛ぶと、「前はいろいろ流行っていたんですが、今はないですね」「逆に流行を作らないのが流行です」とメンバーたちは口々に声を上げた。

会見の後半にはツアータイトルにちなんで、アーティストとして叶えたい「人生の“MANIFESTO(目標)”」を尋ねる質問も。これについてJUNGWONは少し考え込んだのち、「僕はとある先輩を見て、アーティストとしての夢を抱くようになりました。それと同じように、僕たちを見て夢を持ってもらえるロールモデルのような存在になりたいです」と言葉を紡ぎ、NI-KIもそれに同意。そしてSUNOOは「前向きでポジティブな影響を与えられる存在になりたい」、SUNGHOONは「僕が考えるパーフェクトな人生を歩むこと」、JAYは「アーティストとして、自分自身が満足できるような“完璧な人”になりたいです」と続けた。

また2023年の目標について、HEESEUNGは「歌手という夢を持ち始めた頃から、実はドーム公演は僕にとっての最終ゴールだったんです。夢を叶えてくださったENGENEの皆さんに、まずは感謝の気持ちを伝えたいです」と明かしたのち、「今年はさらに大事な1年です。そして新しい夢も決めなければいけません。ENHYPENがもっと突き進むために、今年はさまざまなことにチャレンジします」と新たな決意表明をした。JAYは「個人的には、この1年を通じてドームに立つアーティストとして、僕たちがふさわしい実力とアティチュードを持ったグループであると証明したいです」と意気込み、JAKEはそれに同調しつつ「今年は昨年以上に皆さんの前でステージを披露するチャンスがあると思いますので」と、2023年の活動について予告した。そうしてメンバーたちが次々と目標を語る中、SUNGHOONは「次の目標を語る前に、まずは明日控えているドームコンサートを成功させることが目下の目標です」と語り、開催を控えるドーム公演へ懸ける強い思いを改めて示した。
最後にJUNGWONは「ツアーを通じてたくさんのENGENEの皆さんにお会いしていますが、これから今まで会ったことがないENGENEの皆さんにもお会いしたいと思っています。僕たちはまだまだ至らない点が多いですが、皆さんの歓声に支えられて、力をもらってがんばれています。もっと素晴らしい姿を皆さんにお見せできるようにしたいと思っているので、これからもたくさんの応援をよろしくお願いします」とENGENEにメッセージを送り、会見を締めくくった。