昨年11月に行われたENHYPENの日本ツアー「ENHYPEN WORLD TOUR ‘MANIFESTO’ in JAPAN」の追加公演であり、グループとして初となるドーム公演が1月21日、22日に大阪・京セラドームで開催される。これに向けて、マスコミ向けの囲み取材がリモートで行われた。
日本デビューからわずか1年半でドーム公演を実現することについて心境を問われると、HEESEUNGは「至らない部分も多いのですが、本当に多くの愛情を注いでいただきとても感謝しています。初のドームコンサートでの一瞬一瞬を、皆さんと共有できることがうれしいです」と真っ先にENGENE(ENHYPENファンの呼称)への感謝を表明する。リーダーのJUNGWONは「事前にお伝えすることは難しいのですが、皆さんの近くに行く機会が設けられています。前回のコンサートとは異なるセットを用意していますので、楽しみにしていてください」と話し、ドームならではの演出が行われることを予告した。“ドーム”という舞台にまつわる思い入れを問われた際、NI-KIは、かつてデビュー前にSHINeeのキッズダンサーとしてドームのステージに立った経験を振り返る。「K-POPアーティストとしてステージに立ちたい、という夢を持つきっかけとなった舞台なので、こうやって戻ってこれたことがうれしいです」と感慨深げに述べた。

ツアーを通じて世界を巡る中で成長した部分について問われると、SUNOOは「まず、実力面で全員がかなり成長したと思います。そしてファンの皆さんと一緒に作り上げるステージを行ってきたので、僕たちのアティチュードや見せ方、ジェスチャーもよくなったと思います」と笑顔を見せる。ステージパフォーマンスについて話題が及んだ際には、JAKEが楽曲「SHOUT OUT」に言及し、「普段あまり披露する機会はないのですが、今回コンサートで披露することができていて個人的にはすごく楽しいです」と明かした。

会見中には、「今回の来日で楽しみにしていることは?」という定番の質問も。ジェイは「食べ物が一番楽しみです」と即答し、その後HEESEUNGがすかさずカットイン。「日本の料理はなんでも美味しい」と日本食を絶賛したのち、「実は明け方に1人でお散歩をしたときに、うどんを食べたいと思ってコンビニに入ったのですがイートインができませんでした。今すぐにでもうどんが食べたいです」と切実な表情で訴える。その後もJUNGWONがラーメンを食べに出かけたエピソードを嬉々として披露したり、SUNOOが「日本に来るたびにコンビニに行って買い漁るんですけど、とくにプリンが大好きです」とプリン愛を語ったりして、日本食への愛を饒舌に述べた。そうしてメンバーたちが次々と話す中、NI-KIは「行く都市によって名物があるじゃないですか。名古屋だったら手羽先とか。そういった美味しいものをメンバーに教えることができてすごく楽しかったです」とメンバーに視線を送っていた。

広告の後にも続きます
日本ツアー中のエピソードを問われた際に「私は日本文化が大好きでした。日本の風景や、静かな雰囲気も好きです」と口を開いたのはHEESEUNG。「来日の際には日本の風景を目に焼き付けたいと思い、たくさん写真に収めました。私の情緒に大きな影響を与えてくれる日本が大好きです」とコメント。日本語が堪能なJAYは、さまざまなシチュエーションで日本語を使うことができたことから日本語力がメキメキと上達したと話し、「何が足りないのかを知ることができました」とさらなる向上心を見せる。またSUNGHOONは日本滞在中に満足のいく買い物ができたと振り返り、「日本は本当におしゃれなものが多いですね」としみじみ語った。またツアーだけでなく、年末には国内外の音楽授賞式に参加するなど多忙な日々を過ごしていたENHYPEN。束の間の休息の過ごし方を問われると、NI-KIは「普段は旅行に行けないので……仕事の空き時間に車に乗っているとき、ミラノの街並みの美しさに癒されました」と、先日「ミラノメンズコレクション」に参加したことについて言及した。また会見では、大晦日から1月1日にかけて放送され、&TEAMとのコラボステージを披露して話題を呼んだ「CDTVライブ!ライブ!年越しスペシャル!2022→2023」にも話題が及び「I-LAND」メンバーとの再会についても語られた。

