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事故で群れからはぐれた孤児の赤ちゃん猿、猫と犬の子育て連携プレイで元気を取り戻す

カラパイア


 群れで暮らしていた猿の赤ちゃんが、事故がきっかけで孤児になってしまった。救助されてやってきた保護区で、赤ちゃんザルのお世話をかって出てくれたのは、猫と犬だった。

 猫は、赤ちゃんザルの怪我が回復するまで寄り添い、慰める役を果たしてくれた。その後猿が動き回れるようになると、犬は良い遊び相手として、また母親代わりとして赤ちゃんザルの面倒を見た。

 2匹の異種の動物たちに癒しを提供され、赤ちゃんザルはすっかり元気を取り戻したようだ。



Baby Monkey Thinks This Dog Is Her Mom And She Rides Her Everywhere | The Dodo

感電事故で孤児になった赤ちゃんザル

 インドのヒマーチャルプラデーシュ州の保護区「ピーパル・ファーム・レスキュー」に、1匹の赤ちゃんザルが怪我をしたとの連絡が入ったのは、2020年のことだった。

 保護区のスタッフが救助に駆けつけると、赤ちゃんザルは感電事故で怪我を負い、群れから置き去りにされてしまったようだった。

 孤児になったメスの赤ちゃんザルを保護したスタッフは、赤ちゃんザルを“アヴニ”と名付けた。

 アヴニは、群れや母親とはぐれたことでかなりストレスを感じていて、保護のためのケージに入れられても、なかなか落ち着かない様子だったという。

 スタッフは、アヴニの怪我のこともあり、生き延びない可能性もあると心配したが、保護区にいる猫のビロがアヴニの世話を買って出てくれた。

image credit: youtube

アヴニに寄り添い癒しを与え続けたビロ

 ビロがアヴニのケージのそばにやってくると、不思議とアヴニは落ち着くようになった。

 また、アヴニのケージの中にビロが入ってくると、寄り添って眠るようにもなり、アヴニにとってビロは孤独を癒してくれる存在となっていった。
保護された当初は、アヴニはとても怯えていました。でも、ビロがいると落ち着くようになったんです。(保護区スタッフ)
 1か月後には、アヴニの怪我の傷が完治。元気になると、アヴニは子ザルらしいやんちゃぶりを発揮するようになった。

 元気いっぱいになって、ビロと遊ぼうとするアヴニに対し、ビロはちょっぴり疲れてしまうことが多くなったようだ。

image credit: youtube

 そんな様子を見ていたスタッフは、アヴニを保護区の犬たちと引き合わせることにした。犬なら、アヴニのいい遊び相手になってくれると思ったのだ。

猫から犬にアヴニのお世話が引き継がれる

 案の定、アヴニは根気よく相手になってくれる犬と好きなだけ遊び、仲間を増やした。

 なかでも、マンヌというオスの犬と意気投合し、アヴニはマンヌの背中にいつも乗るようになった。

image credit: youtube

アヴニにとって、マンヌの背中は母の背中のように安心と安全を感じていたのでしょう。

マンヌが散歩に行く時にも背中に乗って、一緒について行くんです。サルは群れで行動する生き物ですから、アヴニにも家族が必要です。特に子ザルは、母親の背中にしょっちゅう乗っていますからね。(保護区スタッフ)
 マンヌは、子犬の時にきょうだい犬のチンヌと一緒に捨てられ、ここに保護されたという。

 孤児になったアヴニに何か通じるものがあるのか、とても穏やかな性格のマンヌは、いつアヴニが背中に飛び乗ってきても嫌がることなく乗せてあげる。

 そうしているうちに、2匹の絆はより一層強まったようだ。

 異種同士でも、こんなふうに寄り添い、絆を深めることができる。保護区スタッフは、アヴニがビロとマンヌの連係プレイのおかげで、元気になったことをとても喜んでいる。

References:Traumatized Baby Monkey Rides on Dog for Comfort/ written by Scarlet / edited by parumo

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