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松岡修造に聞いた、大坂なおみが世界ランキング1位に復活するために必要なこと

SmartFLASH

 そんな大坂選手について、筆者は、元プロテニスプレーヤーの松岡修造さんにお話をお聞きしていました。

 

「僕は2020年の1月におこなわれた全豪オープンで、解説者として現地でなおみさんの試合を見ていました。彼女のメンタルはすごく繊細なんですよね。パワーやテクニックはダントツなので、メンタルが強くなったら世界一になれます。心は変えられます」

 

 大坂選手は、試合中に心が折れかかり、ときには泣きだすこともあります。そういったとき、松岡さんならどういった言葉をかけるのでしょうか。

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「そうならないような方向性を見つけるしかないんですよ。なおみさんがうまくいかなかったときに、自分との向き合い方を変えないといけないわけです。泣いているから『泣くな!』と言っても変わらないですよね。僕がひとつ言えるとしたら、『泣いて勝てるんだったら、思いきり泣こうよ、なおみ!』って言うでしょうね」

 

 大坂選手は、2018年の全米オープン初優勝以来、輝かしい結果を残しているにもかかわらず、なぜメンタル面で不安を抱えているのでしょうか。

 

「彼女は全米オープンで優勝して、ものすごいものを得たと思うんですよ。賞金もスポンサーも、いいコーチ、いいトレーナー、環境も整った。じゃあ、いい条件が整ったらメンタルが強くなるかといったら、そうじゃないと思うんですよ。

 

 逆に、揃いすぎたことが、なにかうまく行かなくなったときにメンタル的に戦う力を消してしまっている要素なのかもしれない。僕はそう見ているんです」

 

 大坂選手の2023年1月現在のWTA世界ランキングは47位。どうすれば再び世界1位になれるのでしょうか。

 

「それは練習のなかで嫌なことをしなきゃいけないと思います。なおみさんは『うまくいかないときに勝てるメンタルをチャンピオンは持っています。私はまだ持っていない』って言うわけですよ。これって、ふだんの生活のなかからも関係してくるんです。

 

 昔は『私はこうやってやりたい』って言ってもみんな手伝ってくれなかった。でもいまは、彼女が『こうしたい』と言う前に周りが気づいて全部やるし全部揃える。揃えてくれるなかでやる努力と、揃えてくれないなかの努力は違ってきます。

 

 コートに入ったときは揃えてくれないわけです。その違いを、いま生活が変わったなかで彼女が向き合っているのだと思います。トップ選手はみんなそうなんです。そこに彼女が気づいてチャンピオンのメンタルを持ったときには永遠に勝つでしょうね」

 

 ハングリー精神を再び持てるかどうかが復活のカギとみる松岡さん。大坂選手は、このたびお子さんを身ごもり母親になりました。そのことが心の支えとなり、またさらに強くなったプレーが見られることを期待したいですね。

インタビューマン山下
1968年、香川県生まれ。1992年、世界のナベアツ(現・桂三度)とジャリズム結成、2011年に解散。同年、オモロー山下に改名し、ピン活動するも2017年に芸人を引退しライターに転身。しかし2021年に芸人に復帰し現在は芸人とライターの二足のわらじで活動している。

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