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大橋巨泉「小泉純一郎を断罪」永田町の異常な実態に嫌気がさした/壮絶「芸能スキャンダル会見」秘史

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 とはいえ、就任から半年余りでの辞職には「無責任」「期待外れ」との批判が渦巻いた。だが民主党関係者を取材すると、意外な答えが返ってきたのだ。

「正直、民主党の中で誰よりも日本の行く末を案じていたのが、巨泉さんだったと思います。しかし、正論が通じないのが政治の世界。残念ですが結局、巨泉さんも魑魅魍魎が棲む永田町の構造に嫌気がさしたのでしょう。ご自身は辞職で一石を投じられれば、と語っていますが、永田町はそんなに甘い世界じゃない。芸能界では敵なしと言われた巨泉さんにしても、打つ手がないほど生臭い世界だということです」

 会見から21年。毎年1月になると、あの苦渋に満ちた辞職の弁を思い出すのだ。

(山川敦司)

1962年生まれ。テレビ制作会社を経て「女性自身」記者に。その後「週刊女性」「女性セブン」記者を経てフリーランスに。芸能、事件、皇室等、これまで8000以上の記者会見を取材した。「東方神起の涙」「ユノの流儀」(共にイースト・プレス)「幸せのきずな」(リーブル出版)ほか、著書多数。

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