top_line

【スマートフォンアプリ(Android/iOS)配信終了のお知らせ】

「何をするんでありんす…?」女郎が困惑した医者からの要求

幻冬舎ゴールドライフオンライン

現代では当たり前でも、江戸時代なら“大発明”。次々生まれる新たな品に魅了される人々。しかし、事態は思わぬ方向に転がっていき――。※本記事は、小金持銅銭氏の小説『流れ星』(幻冬舎ルネッサンス新社)より、一部抜粋・編集したものです。

第一話 ペニシリン

「そうですよ」

……!?……

「こまるでありんす」

「美咲。いつもやってる事だろう」

広告の後にも続きます

「そうでありんすけど……人前ではやった事がないでありんす」

「みんなもそうだよ」

「まぁ、実験ですから、そんな固くならず気軽にお願いします」

「では、お手柔らかにお願い申します」

「それでは美咲さん。やってみてください」と袋に入ったマラサックを一枚渡した。

「こう、うぅん……、どのように?」

  • 1
  • 2
 
   

ランキング

ジャンル