
世界一美しいと言われてどんな鳥を思い浮かべるでしょうか。世界には数多くの鳥が存在していますが、そのなかでも特別に扱われているのが「ケツァール」です。今回はケツァールの生態とケツァールにまつわる書籍を紹介します。
ケツァールはどんな鳥?
前述した通りケツァールは世界一美しい鳥と称されています。中南米に生息し、現地では幻の鳥と呼ばれるくらい珍しい鳥です。体長は35cm程度で、長い飾り羽が特徴的で、この飾り羽を含めるとオスは90~120cmの大きさになります。
オスとメスの最大の違いは飾り羽で、オスは長くメスは短くなっています。
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ケツァールの羽毛の色は、全身は主にエメラルドグリーン、くちばしは黄色、腹部は真っ赤なルビー色、風切羽は黒、尾羽は真っ白といった色鮮やかな姿をしています。また、エメラルドグリーンの部分は「構造色」と呼ばれるもので形成されていて、羽毛にある細かい構造によって光が乱反射して鮮やかな色に見ることができます。
「カザリキヌバネドリ」という和名も持っています。
ケツァールはアステカのナワトル語の由来の言葉で「大きく輝いた尾羽」という意味を持ちます。
2023年1月11日