激震が続いたジャニーズ事務所にあって、存在感を増す「福男」がいる。
それは視聴者を泣かせたドラマ「silent」（フジテレビ系）で、ヒロイン川口春奈の元カレで、難病によって音を失った役を演じ切ったSnow Manの目黒蓮。NHKの朝ドラ「舞いあがれ！」でもヒロイン福原遥の相手役を務め、22年に大ブレイクした。芸能関係者が語る。
「目黒は女性誌『ViVi』の国宝級イケメンランキング1位に選ばれ、年末には全国ツアーも成功しましたが、所属するSnow Manは今、難しい立場に置かれています。Snow Manはジャニーズを退所した滝沢秀明氏が育てたグループで、目黒自身、デビューが決まるまで滝沢氏主演の『滝沢歌舞伎』に出演していた『滝沢派』です」
ジャニーズを知る芸能プロ関係者が、あとを引き取って言う。
「目黒がジャニーズ事務所に入った中学生の頃から共に活動してきたSnow Manのラウールが昨夏、『メンズノンノ』のモデルを卒業した。代わりに藤島ジュリー景子社長のお気に入りである『なにわ男子』の道枝駿佑が、後任のレギュラーモデルに決まった。『メンズノンノ』モデルの交代劇は週刊誌で取り上げられるなど、話題になりました。目黒の22年の活躍は、滝沢氏が取ってきた仕事。このまま人気俳優の地位を不動にしたいところですが、社長は自分が育てた『なにわ男子』をあからさまに推していますから、目黒はオーディションを受けまくり、自力で役を取ってくるしかない、試練の1年になりそうです」
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