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“怪物愛がテーマの究極的に純粋な映画”。「依存魔」ファブリス・ドゥ・ヴェルツ監督のコメント解禁

キネマ旬報WEB

 

「変態村」(04)「地獄愛」(14)に続くファブリス・ドゥ・ヴェルツ監督の〈ベルギーの闇3部作〉第3弾にして最終章「依存魔」が、1月27日(金)よりシネマート新宿ほかで全国順次公開。監督のコメントと新場面写真が到着した。

 

 

10代の孤独な少年少女の絶対的な愛を描く本作。主人公ポールを「ジュリアン」(17)のトーマス・ジオリア、少女グロリアを「ハッピーエンド」(17)のファンティーヌ・アルドゥアンが演じる。

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ファブリス・ドゥ・ヴェルツ監督の言葉
「依存魔」は、「変態村」(04)から始まり「地獄愛」(14)へと続いた〈ベルギーの闇3部作〉の最終章であり、この3作品は狂愛、怪物愛をテーマに、様々な形態の病理を分析している。この「依存魔」は愛、狂気、信仰についての残酷で詩的な物語だ。絶対的な夢とありふれた現実の狭間、激しいセンチメンタルと衝動の荒々しさの狭間で、「依存魔」は騒々しくて官能的、かつ暴力的な映画であり、その行為が信仰に導かれた愛であることを語る。私は一種の祈り、詩、入信の儀式のような、究極的に純粋な映画を作ろうと思った。私は超越的な次元を持った一言のタイトルが好きで、〈ベルギーの闇3部作〉はそのとおりとなっている(「変態村」=Calvaire、「地獄愛」=Alleluia、「依存魔」=Adoration)。また「変態村」は冬、「地獄愛」はなんとなく秋、そして「依存魔」は夏だ。春が抜けているが、このような3作の関連性も気に入っている。私を映画に駆り立てる要素は、愛の状態とその毒性、依存、狂気、嫉妬、ごまかしとセクシュアリティだ。「依存魔」はその感情が芽生え始める年代を切り取っている。

 

「変態村」公開時、監督は邦題の意味を日本サイドへ直々に質問し、担当者が英語に直訳して「Pervert Village」と伝えると「最高だ」と回答したというが、彼が3部作いずれも漢字3文字の邦題だと知っているかは不明だ。また、今回の言葉から、監督自身が映画「依存魔」に対して“究極的に純粋な”依存状態にあることが窺える。

なお〈ベルギーの闇3部作〉とは、アルデンヌ地方を舞台に狂気の愛を描くトリロジー。必ず“グロリア”というキャラクターが登場し、ローラン・リュカがどこかに出演している。さらにアメリカ映画の影響が見られ、「変態村」はトビー・フーパー監督「悪魔のいけにえ」(74)、「地獄愛」はレナード・カッスル監督「ハネムーン・キラーズ」(70)、そして「依存魔」はテレンス・マリック監督「地獄の逃避行」(73)を感じさせる。

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