みなさんはどんな年末年始を過ごす予定でしょうか。実家へ帰省したり旅行にでかけたり、家でのんびりおせち料理をいただくのもいいですね。今回はフランス人がどんな年末年始を過ごしているのかご紹介します。日本とはまったく違うので驚いてしまうかもしれません。
フランスでは年末年始は、友達同士で集まってワイワイにぎやかに過ごします。フランスの場合、日本のように家族で過ごすのはクリスマス。年越しは、カウントダウンイベントに出掛けたりして友達を楽しく過ごすのが基本です。そして、フランスの会社には年末年始のための長期休暇というものはありません。カレンダー通りに年末まで働き、元日は祝日でお休み、翌日からは通常どおりに出勤します。
特に今年は元日が日曜日に重なってしまったため連休にならず、多くのフランス人はがっかりしています。
子どもたちに関しては、クリスマス前から年明けまでの長期休暇があります。しかし、クリスマスを中心とした時期に設定されているため、今年度の場合は1月3日まで。日本の冬休みよりも早めに終了します。お年玉のような習慣もありません。つまり、フランスでは年末年始は日本ほど特別なものではないんです。日本とフランスでは、クリスマスと年末年始の過ごし方が真逆。文化の違いがはっきり現れていて興味深いですね。
