
お鍋って良いですよね〜。おいしくて飽きなくて、ひとつのお鍋に具材と御出汁を入れたらもう出来上がり!具材の力を借りてしまって、鍋一つあればすぐ作れちゃうんですもの。御出汁入れなくても具材から出る出汁だけで、充分美味しい鍋もありますし。
そんな手軽なお鍋ですが、本格的に作るには、「よし、作ろう!」と、ちょっぴり“気合い”が必要なお鍋もあります。
秋田県のご当地グルメの「きりたんぽ鍋」は、結構下準備が必要です。以前、江戸前懐石料理を習っていた時、課題料理のひとつに、なんと“きりたんぽ”があったんです。
きりたんぽ作りに必須とされる専用の棒を買って、まずはきりたんぽ作りから。ご飯をすりこぎの上でつぶして、おにぎりのようにまるめたら、棒の周囲につけるんです。
丁寧にむらなくつけたら、炭火で焼きます。その次は、出汁づくりとお肉をさばきます。比内地鶏を築地の市場で先生が仕入れてくださいました。
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とってもおいしかったのですが、さて、自宅で全てを作るとなると、材料を揃えるのも大変ではないでしょうか。セリが売られてないスーパーもありますし、ゴボウをささがきに切ることも必要です。
そんな本場の味を出そうとすると、手間暇かけて丁寧に作るきりたんぽ鍋が、そっくりご自宅に届いたら?!
「本場大館 きりたんぽ玉手箱」は、比内地鶏、舞茸、セリ、ゴボウ、糸こんにゃくといった、本場のきりたんぽに必要な具材が入っています。
比内地鶏は、味がついているので、鶏肉独特な臭みは感じません。むしろ、旨味が深いんです。御出汁は、比内地鶏の鶏ガラ出汁で、そのまま鍋に入れるだけで良い御出汁が出るんです!
主役のきりたんぽは、秋田県産のあきたこまちを使っていて、厚みがあり、モチモチしていて食べ応えありますよ。最初の頃は、焼かれた表面が香ばしく、歯ごたえがありますが、煮込むほどに柔らかくなり、比内地鶏の御出汁が浸みこんで、ジュワ~ッと口いっぱいに出汁の香りが広がります。