
気づいたら今年のカレンダーも残りわずか。追い立てられるような雰囲気が苦手なので数年前からできるだけのんびりと過ごしたいと思っていますが、どの季節でもその季節にしか出会えない風景や贈り物をしたいと思っています。
冬ってクリスマスに年末年始、バレンタインデーなどなど、気持ちのこもった贈り物をするシーズンでもありますよね。個人的なことですが、なぜか誕生日や大切な日が冬に集まっています。
私自身がクリスマス生まれなので、私がクリスマス色の贈り物をすると相手に思い出させてしまい、余計なお気遣いをさせてしまうことが過去に度々あり、それ以来クリスマス色が少なく、でも冬らしいギフトスイーツがないかといつもチェックしています。そんな私の冬の贈り物のとっておきをご紹介します。
冬にしか出会えないブランドSNOWS
今年で3年目の冬を迎える「スノー(SNOWS)」を手がけているのは、北海道 札幌の「洋菓子きのとや」などからなる北海道コンフェクトグループ。BAKEチーズタルトなどを大ヒットさせ、注目された長沼真太郎氏がBAKEを離れ新たに開発したスイーツブランドです。
「誰もが心の中に描く冬の情緒」を象徴する絵として、実在の山ではなく、「自分のなかにある山」を描き続けたという山の版画家 大谷一良氏の作品を、ブランドのメインモチーフに使っています。
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冬の山というと、白しかないのでは?と思っていたのですが、その中にも真っ白の雪景色や雪が残った雪山がある景色など、さまざまな表情が描かれていて素敵です。
冬の放牧ミルクで作ったホワイト生チョコレート
いくつかラインナップがありますが、今回ギフトとしておすすめするのは「スノーサンド白8個入り」です。爽やかな青空の下に輝く雪景色と樹木。まるで北海道の白樺を思い出すような雰囲気のパッケージにはいった、ミルク感たっぷりのホワイト生チョコレートサンドです。
生チョコレートをサンドしているのはラングドシャなんですが、初めて食べたときに他にはないカリカリ感にきっと驚くことでしょう。一般的なラングドシャのサクサクではなく、カリカリ、ザクザク。
牛乳は季節によっても味わいが変わって、特に冬は脂肪分が高くタンパク質も豊富でコクがあります。そんな冬の牛乳を使ったチョコレートは、口の中でホットミルクを飲んだ後のような優しい味わいです。柔らかい生チョコレートとしっかり食感のラングドシャの組み合わせです。
このラングドシャは開発に15年もかかった、独自の「挟み焼き」で焼かれています。中の生チョコレートが見える窓のような隙間は、柔らかい生チョコレートがこぼれないように工夫されているのですが、口みたいでなんだか可愛いのです。