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長嶋一茂が明かす「原の代打」事件の仰天真相「親父がコーチの言葉を鵜呑みにして…」

アサ芸プラス

「あれ、オレのせいじゃないから。オレもあれはまいったよ。頼むから出さないでくれって思ったもん」

 こう語るのは、ミスターこと長嶋茂雄・巨人終身名誉監督の息子であり、タレントの長嶋一茂。巨人OB・槙原寛己氏のYouTubeチャンネル〈ミスターパーフェクト槙原〉に出演した際のコメントである。

 一茂は、87年にドラフト1位でヤクルト入団、93年からは長嶋監督が率いる巨人に移籍した。冒頭の発言は、94年9月7日に東京ドームで行われた対横浜戦、7回裏一死走者ナシの場面を振り返ってのものだ。当時は原辰徳監督が巨人の4番の重責を担っていた時代だ(この試合は6番)。その原の「代打」に一茂が起用されたのである。

 槙原氏は冷静に「あれは原さん怒るぞ。やべ~ぞと思った。ただ、(長嶋)監督は原さんへのカンフル剤として刺激を与えたのかなと思ったよ」と回顧したが、一茂は、

「原さんが調子悪くて、淡口さん(当時、打撃コーチ)が決めたんですよ。それを親父が鵜呑みにしちゃって、何も考えないで代打オレになっちゃった」

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 そう語りながら、「原さんの代打はキツイ!」と苦笑しきりであった。

「原にとって94年は引退前年で、本塁打14本、36打点に留まりました。しかし『代打・一茂』が功を奏したのか、巨人は中日に1差で5年ぶりのリーグ制覇。日本シリーズでは宿敵の西武相手に4勝2敗とし、ミスターが監督になって初の日本一に輝いたのです。一茂は謙遜を交えて親父は何も考えていないと口にしましたが、いやはや見事な演出ぶりではないでしょうか」(野球ライター)

 槙原氏が史上15人目の完全試合を達成したのもこの年であり、日本シリーズでは2勝を挙げ、MVPを獲得している。

 ちなみに、代打に立った一茂は三ゴロに倒れ、試合も1-2で敗れたのだった。

(所ひで/ユーチューブライター)

 
   

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