
デザイン家電メーカーとして名を馳せる「Haier(ハイアール)」から初の日本市場向け家庭用ワインセラーが発売された。それに先駆け、4人のワインのプロに約3カ月間モニターになってもらい、使用感を聞いた。
設置スペースがほぼ同等の2 機種。自動加湿機能を持つ2 温度帯セラー
これまで加湿機能を持たず、温度管理機能だけを備えた大型ワインクーラーで日本国内でも販売実績を重ねてきた「ハイアール」。今回新発売となった2機種は、既存のワインクーラーにメンテナンスフリーの自動加湿機能を加え、ボディを小型化。庫内を上室・下室の2室に分け、それぞれにファンを独立して配備した2温度帯セラーだ。
3層ガラスとなったドアにはヒーターを内蔵し、湿気の多い季節でも結露防止効果が一段と高まった。『JQ-F192A』で192リットル・79本収容、『JQ-F108A』で108リットル・42本収容と、家庭用セラーとしても必要十分な容量を備え、スパークリングと白ワイン、白ワインと赤ワインなど、タイプ違いのワインを異なる設定温度で保管することが可能。自宅にいながらにして、飲食店のようなジャストな飲み頃温度でワインを楽しめるのが最大の強みだ。
≪個人ユースJQ-F192A≫ワインディレクター田邉公一氏
家庭環境やインテリアになじみやすいシンプルデザインと2温度帯の実用性
モニターアンケート
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●住居スペースへの搬入も楽々
●部屋のコーナーにピタリと収まる小サイズ
●振動、騒音もほとんどなし
●飲みごろ温度でワインが味わえる
●ワインライフが楽しくなる
数々のレストランやワイン関連企業のコンサルタントを行い︑またワインスクールの人気講師としても活躍するワインディレクターの田邉公一氏。都内の自宅にいる時も「ワインラバーでありながら、つい仕事目線でテイスティングをしてしまいます」と苦笑いする。

ワインディレクター 田邉公一氏
都内自宅マンションで79本収容のワインセラー『JQ-F192A』をモニター使用してもらった。撮影は「ハイアール アジア R&D」ショールームにて
新発売の「ハイアール」79本収容のワインセラー『JQ-F192A』のモニター使用に先立ち、自宅でハイアール製洗濯機を愛用してきたという田邉氏。今回は、埼玉県熊谷市にある同社の研究開発センター「ハイアール アジアR&D」を特別に見学させてもらうことになった。
エントランスを入ると、近未来的なデザイン家電がところ狭しと並ぶショールームが。1984年に中国山東省青島市で設立され、ほどなくして世界中の家電シェアを席巻してきた理由がよくわかる。