同番組の進行を務めているお笑いコンビ・博多華丸・大吉さんの2人は「あのグループに所属してて、あのスタイルでやってたら、もうそれは仕方ないのかなーとは思う」と同情を寄せ、最後に大吉さんが「言いづらいけど、あれ、考えた大人が悪いよ!」とぶった切った発言をスタジオを沸かせていました。
「的を射ていて笑えた」アイドルの嫉妬心を煽る昨今の事情
今回、胸に渦巻いていたドロドロとした嫉妬心を告白した峯岸さん。
ネットには博多大吉さんと同じ想いを抱いていた人が相当数いたようです。
峯岸さんは、嫉妬心を抱えつつも「あれで有名になったんで、あれはあれで感謝ですけど…」と、知名度が上がり、悪いことばかりではなかったと笑顔を見せたため、大吉さんらも「まぁね」と優しく納得。
同グループは、シングル表題曲を歌うメンバーをファンによって選出する一種の人気投票「選抜総選挙」なるものが2009年より毎年イベントとして開催(2018年以降開催されておらず)されており、峯岸さんや指原さんはそのど真ん中の世代です。
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ファンからの人気が如実に反映される結果は、メンバーらの心を疲弊させたのは想像に難くありません。
もちろんプロデュース側としては、アイドル個々の切磋琢磨を見たかったのかもしれませんが、大所帯のアイドルグループがステージ上で見せる笑顔ははかないもの。
幕が引けば、全員仲良しというのは単なる夢物語で、グループ内での人間関係に疲れ、推しメンバーではないファンからの攻撃にうまく立ち回れず精神的に不調を訴えるケースも多々あることでしょう。
初期メンバーの多くは「AKBは一つの通過点」であるという認識を持っており、歌手活動が全てではなかったようですが、それでも心をすり減らすハードワークであることが伝わってきたアイドル事情。
なかなかに考えさせられる回となりました。
(文:Quick Timez編集部)